考える技術の初歩 -- 講談社学術文庫 --
エティエンヌ・ボノ・ド・コンディヤック /〔著〕, 山口裕之 /訳   -- 講談社 -- 2016.7 -- 15cm -- 231p

資料詳細

タイトル 論理学
副書名 考える技術の初歩
シリーズ名 講談社学術文庫
著者名等 エティエンヌ・ボノ・ド・コンディヤック /〔著〕, 山口裕之 /訳  
出版 講談社 2016.7
大きさ等 15cm 231p
分類 135.3
注記 原タイトル:La logique
内容紹介 綺羅星のごとき思想家たちが並び立つ「啓蒙」の18世紀フランスを代表する思想家エティエンヌ・ボノ・ド・コンディヤックが最晩年に残した著作を初訳。生きていく上で役に立つ「正しく考える方法」を学ぶための1冊。
要旨 啓蒙思想家と交流をもちつつ、ロックやニュートンなどの経験論をフランスに輸入・発展させたコンディヤック(一七一四―八〇年)は、最晩年に至って若者たちのために最良の教科書を記した。この本を読めば、難解な書物も的確に、そして素早く読むことができる―と著者自身が断言する本書には、西洋が生んだ知の技法の奥義がある。本邦初訳作品。
目次 第1部 自然はいかにして我々に分析を教えるか。また、この分析という方法に即して観念と心の諸機能の起源と発生を説明すると、どのようになるか(自然はいかにして考える技術の最初のレッスンを我々に与えるか;知識を獲得する唯一の方法は分析である。いかにして我々は分析という方法を自然そのものから学ぶか;分析は精神を正確なものにする;いかにして自然は我々に感覚的対象を観察させ、さまざまな種類の観念を獲得させるか;感官で捉えられないものごとについての観念;同じ主題のつづき;心の諸機能の分析;同じ主題のつづき;感覚能力と記憶力の原因について);第2部 分析の手段と効果についての考察、すなわち、よくできた言語に還元された推論の技術(我々が自然から学んだ知識はいかにしてすべてが完全に結びついた体系をなすか。自然の教えを忘れたとき、我々はいかにして道に迷うか;いかにして行動の言語が思考を分析するか;いかにして言語は分析的方法になるか。この方法の不完全性;言語の影響について;抽象的で一般的な観念についての考察。推論の技術はいかにしてよくできた言語に還元されるか;言語の乱用を改善する唯一の手段は定義だと考える人がどれほど間違っているか;言語が単純であれば、推論はどれほど単純になるか;推論の技巧は何に存するか;確かさのさまざまな段階。明証性、推測、類推について)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-292369-9   4-06-292369-6
書誌番号 1113397680

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 文庫本 135.3 一般書 利用可 - 2056586884 iLisvirtual