全訳注 -- 講談社学術文庫 --
筒井紘一 /〔著〕   -- 講談社 -- 2016.7 -- 15cm -- 189p

資料詳細

タイトル 利休聞き書き「南方録覚書」
副書名 全訳注
シリーズ名 講談社学術文庫
著者名等 筒井紘一 /〔著〕  
出版 講談社 2016.7
大きさ等 15cm 189p
分類 791
件名 南坊録
個人件名 南坊 宗啓
注記 「すらすら読める南方録」(2003年刊)の改題
注記 文献あり
内容紹介 千利休の高弟南坊宗啓が、師からの聞き書きをまとめたと伝わる『南方録』の巻一。茶禅一味をめざす、草庵茶の精神を易な現代語訳とわかりやすい解説で伝える。実山自筆書写本を底本に、総ルビを付す。
要旨 千利休が確立した茶法を伝える『南方録』は、高弟南坊宗啓が師からの聞き書きをまとめたものとされる。利休没後百年忌にあたり、筑前福岡藩黒田家家老、立花実山に見出され、自筆本が伝世。「覚書」はその巻一で、茶法の根本を述べる。茶禅一味をめざす草庵茶の精神と美意識とを端的に伝える、平易な訳とわかりやすい解説を付す。原文は総ルビ付き。
目次 宗易ある時、集雲庵にて茶湯物語ありしに―茶の湯の心が深められるわび茶;宗易へ茶に参れば、必ず手水鉢の水を―手水鉢を使う意味;宗易の物がたりに、珠光の弟子、宗陳・宗悟と―利休の師匠;客・亭主、互の心もち、いかやうに得心して―叶うはよし、叶いたがるはあしし;露地に水うつ事、大凡に心得べからず―露地に水をうつ三露の意味;露地の出入は、客も亭主もげたをはくこと―雪駄を考案した利休;小座敷の花は、かならず一色を一枝か二枝―わび茶の花は軽く生ける;花生にいけぬ花、狂歌に、花入に入ざる花は―禁花の歌;夜会に花を嫌ふこと、古来の事なりしを―夜会にも白い花;或人、炉と風炉、夏・冬茶湯の心持、極意を―夏は涼しく、冬は暖かに〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-292375-0   4-06-292375-0
書誌番号 1113397681

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