アイデアの誕生から観測へ --
マーシャ・バトゥーシャク /著, 山田陽志郎 /訳   -- 地人書館 -- 2016.8 -- 20cm -- 279p

資料詳細

タイトル ブラックホール
副書名 アイデアの誕生から観測へ
著者名等 マーシャ・バトゥーシャク /著, 山田陽志郎 /訳  
出版 地人書館 2016.8
大きさ等 20cm 279p
分類 443.5
件名 ブラック・ホール
注記 原タイトル:BLACK HOLE
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 【マーシャ・バトゥーシャク】天文学・物理学関係のジャーナリスト、サイエンス・ライターとして活躍する一方、マサチューセッツ工科大学では、サイエンス・ライティング・プログラムにおける客員教授として大学院生の指導にあたっている。1971年アメリカン大学(ワシントンDC)を卒業、オールド・ドミニオン大学の物理学修士課程に入学、応用光学分野の研究を行なっている。1982年アメリカ物理学協会のサイエンス・ライティング賞を女性で初めて受賞し、2001年には二度目の受賞をしているほか、サイエンス・ライティング分野で数多くの賞を受賞している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 17世紀以降の古典力学の時代から、20世紀の天体重力崩壊現象、21世紀の重力波観測…。物理学者、天文学者を中心に、多くのエピソードを紹介しながら、見えない天体「ブラックホール」が受容されるまでの歴史的流れを辿る。
要旨 古典力学の時代には捨てられ、アインシュタインに嫌われ、ホーキングが賭けたアイデアは、どのようにして愛されるようになったのか。天体の重力崩壊現象を「ブラックホール」と名づけたとき、それが理論上だけでなく実際に宇宙に存在することを確かめる手段は見つかっていなかった。クエーサー、中性子星とともに、強力なエックス線天体の発見は、その莫大なエネルギーの供給源としてブラックホールを浮かび上がらせた。そしていま、ブラックホールの衝突合体は現実のものとしてその重力波が観測されるようになった。
目次 宇宙で最大級に明るい天体が見えなくなる理由―ニュートン、ミッチェル、ラプラス;ニュートンよ、許したまえ―アインシュタイン;気が付けば、幾何学の国に―シュヴァルツシルト;恒星がこれほど非常識な振る舞いをするはずがない。何か自然の法則があるはず!―チャンドラセカール、エディントン;厄介者登場―バーデ、ツヴィッキー;重力場だけが存続―ランダウ、オッペンハイマ;物理学者になって最高でした―ホイーラー、ゼルドヴィッチ;ペンローズ;こんな奇妙なスペクトルは見たことがない―シュミット;ブラックホールって呼べば?―カー;中世の拷問台―ホイーラー;スティーヴン・ホーキングは一般相対論やブラックホールに多額の投資をする一方で、保険をかけることも忘れていなかった―ホーキング、ソーン;ブラックホールはそれほど黒くない―ホーキング
ISBN(13)、ISBN 978-4-8052-0901-1   4-8052-0901-1
書誌番号 1113398958

所蔵

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中央 4階自然科学 Map 443.5 一般書 利用可 - 2056613385 iLisvirtual
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瀬谷 公開 Map 443 一般書 利用可 - 2056843500 iLisvirtual