フロイトから神経学へ、現代の心的外傷を考える --
カトリーヌ・マラブー /著, 平野徹 /訳   -- 河出書房新社 -- 2016.7 -- 20cm -- 323,43p

資料詳細

タイトル 新たなる傷つきし者
副書名 フロイトから神経学へ、現代の心的外傷を考える
著者名等 カトリーヌ・マラブー /著, 平野徹 /訳  
出版 河出書房新社 2016.7
大きさ等 20cm 323,43p
分類 493.74
件名 心的外傷 , 精神分析
注記 原タイトル:LES NOUVEAUX BLESSES
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【カトリーヌ・マラブー】1959年生まれ。哲学者。現在、英キングストン大学近代ヨーロッパ哲学研究センター教授。邦訳著書に『ヘーゲルの未来-可塑性・時間性・弁証法』(未來社、2005年)等がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 アルツハイマー病の患者、戦争の心的外傷被害者、テロ行為の被害者…。過去も幼児期も個人史もない、新しい人格が、脳の損傷から作られる可能性を施行する哲学書。
要旨 過去も幼児期も個人史もない新しい人格が、脳損傷からつくられる可能性を思考。フロイト読解をとおして、現代の精神病理学における、“性”から“脳”への交代現象の意義を問う画期的哲学書。
目次 序論;第1部 神経学の下位におかれる性事象(因果性の「新しい地図」;脳の自己触発;脳損傷―神経学的小説から意識不在の劇場へ;先行段階なき同一性;精神分析の異議申し立て―破壊欲動なき破壊は存在しうるか);第2部 脳事象の無力化(フロイトと“あらかじめ存在する亀裂の線”;心的出来事とは何か;「リビドー理論」そして性事象の自身に対する他性―外傷神経症と戦争神経症を問い直す;分離、死、もの フロイト、ラカン、出会いそこね;神経学の異議申し立て―「出来事を修復する」);第3部 快原則の彼岸をめぐって―実在するものとしての(治癒や緩解には最悪の事態を忘れさせるおそれがある;修復の両義性 弾性から復元性へ;反復強迫の可塑性へ;偶発事故の主体);結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-24767-0   4-309-24767-9
書誌番号 1113401980

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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