近代文学研究叢刊 --
吉田昌志 /著   -- 和泉書院 -- 2016.7 -- 22cm -- 534p

資料詳細

タイトル 泉鏡花素描
シリーズ名 近代文学研究叢刊
著者名等 吉田昌志 /著  
出版 和泉書院 2016.7
大きさ等 22cm 534p
分類 910.268
個人件名 泉 鏡花
注記 索引あり
著者紹介 昭和30年3月長野県諏訪市生れ。昭和53年青山学院大学文学部卒業。昭和59年青山学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。昭和61年より昭和女子大学に勤務、現在同大学大学院教授。『泉鏡花“美と永遠”の探究者』(日本放送出版協会)等の編著がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ふたつの「予備兵」. 観念小説期の泉鏡花. 「海城発電」成立考. 泉鏡花と広津柳浪. 「通夜物語」のかたち. 逗子滞在と「起誓文」「舞の袖」. 祖母の死と「女客」. 「瓔珞品」の素材. 「草迷宮」覚書. 「歌行燈」覚書. 「印度更紗」と漂流記「天竺物語」. 「芍薬の歌」ノート. 「由縁の女」の成立をめぐって. 「露宿」をめぐって. 鏡花のなかの一葉. 泉鏡花と草双紙. 鏡花の転居. 泉鏡花と演劇
内容紹介 明治大正昭和の3代にわたる旺盛な創作活動を展開した泉鏡花。その創造の源を探るべく、作者が身を置いていた時代に立ちもどり、資料を博捜し、緻密な考証に基づき五彩豊かな鏡花世界の再現を試みる。
要旨 緻密な考証に基づく描線によって、五彩豊かな鏡花世界を再現。幻想、怪奇、妖美のみでは語りつくせぬ、多様にして重層的な泉鏡花の文学。その創造の源を探るべく、作者が身を置いていた時代に立ちもどる。厳密な年譜考証に基づき、作者の伝記的事実を確定、素材典拠を博捜して発想の原点を求めるとともに、自筆原稿の調査をふまえ、作品生成の過程をつぶさにたどる。
目次 1(ふたつの「予備兵」―泉鏡花と小栗風葉;観念小説期の泉鏡花―兵役と戸主相続の問題を通して;「海城発電」成立考;泉鏡花と広津柳浪―「化銀杏」と『親の因果』の関係);2(「通夜物語」のかたち;逗子滞在と「起誓文」「舞の袖」;祖母の死と「女客」;「瓔珞品」の素材;「草迷宮」覚書―成立の背景について;「歌行燈」覚書―宗山のことなど);3(「印度更紗」と漂流記「天竺物語」;「芍薬の歌」ノート;「由縁の女」の成立をめぐって;「露宿」をめぐって―鏡花の随筆);4(鏡花のなかの一葉―「薄紅梅」を中心として;泉鏡花と草双紙―「釈迦八相倭文庫」を中心として;鏡花の転居;泉鏡花と演劇―新派・新劇との関係から「夜叉ケ池」に及ぶ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0790-3   4-7576-0790-3
書誌番号 1113403293

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