キリシタン時代日本人信徒の肉声 --
日埜博司 /編著   -- 八木書店古書出版部 -- 2016.7 -- 27cm -- 714p

資料詳細

タイトル コリャード懺悔録
副書名 キリシタン時代日本人信徒の肉声
著者名等 日埜博司 /編著  
出版 八木書店古書出版部 2016.7
大きさ等 27cm 714p
分類 198.221
件名 懺悔録
個人件名 コリャード
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1955年兵庫県生まれ。流通経済大学教授(ポルトガル文献学)。上智大学でポルトガル語を,京都外国語大学大学院とフルミネンセ連邦大学(リオデジャネイロ州ニテロイ市)文藝研究院(Instituto de Letras, Universidade Federal Fluminense, Niteroi, RJ)で欧亜交渉史・ポルトガル文献学を,それぞれ学ぶ。【主な著訳書】「ポルトガルの海外発展」松田毅一/坂本満編『近世風俗図譜13南蛮』小学館,1984年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:原著〈ローマ,1632年刊。天理大学附属天理図書館所蔵〉原色影印. 解題. 翻刻および翻字 附,現代和語訳. 日本語補注. ポルトガル語全訳注. キリシタンと統一権力 高瀬弘一郎著 日埜博司訳. キリシタン布教における“適応” 高瀬弘一郎著 日埜博司訳. 16・17世紀極東におけるイエズス会士の経済活動とキリスト教経済思想 高瀬弘一郎著 日埜博司訳. 日本イエズス会版『サルヴァトルムンヂ』(1598年)関連箇所のポルトガル語抄訳. 1990年に採択された「ポルトガル語正字法協定」(新正字法)の概要、ならびにそれに対する若干の異見
要旨 ドミニコ会宣教師がラテン文字の日本語で編んだ『懺悔録』(ローマ、一六三二年刊)。天理大学附属天理図書館所蔵本の原色影印、翻刻・翻字、解題等のほか、欧米の研究者へ向け、ポルトガル語全訳を収める。コリャードが聴取した日本人信徒の告解のかずかずは、一七世紀初頭の日本人の心性と、社会・風俗・習慣を明らかにする。また、ポルトガル語式のラテン文字で再現された信徒の肉声は、日本語史研究の貴重資料。特論として、キリシタン史研究の泰斗・高瀬弘一郎の論考から『懺悔録』の内容に関係の深い三点を選び、葡・日両言語で紹介。
目次 第1部 『コリャード懺悔録』(原著(ローマ、1632年刊。天理大学附属天理図書館所蔵)原色影印;解題―コリャード略伝、『懺悔録』研究小史、原著概要、原著の構成に関する若干の疑問、等;翻刻および翻字附、現代和語訳―原著ラテン文字の和文翻刻と漢字仮名交じり文への翻字;日本語補注;ポルトガル語全訳注―附、コリャードによるラテン語訳テキスト翻刻);第2部 特論および附録(キリシタンと統一権力(ポルトガル語訳/日本語原文);キリシタン布教における“適応”(ポルトガル語訳/日本語原文);16・17世紀極東におけるイエズス会士の経済活動とキリスト教経済思想―とくにウスラの問題をめぐって(ポルトガル語訳/日本語原文);日本イエズス会版『サルヴァトルムンヂ』(1598年)関連箇所のポルトガル語抄訳―モーセの十誡ならびに七大罪に関して司祭が信徒へ行なうべき全尋問;1990年に採択された「ポルトガル語正字法協定」(新正字法)の概要、ならびにそれに対する若干の異見)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8406-2214-1   4-8406-2214-0
書誌番号 1113403917
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113403917

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中央 書庫 198.2/469 一般書 利用可 - 2058052020 iLisvirtual