伝統性と革新性をめぐって --
谷藤史彦 /著   -- 中央公論美術出版 -- 2016.8 -- 22cm -- 491p

資料詳細

タイトル ルチオ・フォンタナとイタリア20世紀美術
副書名 伝統性と革新性をめぐって
著者名等 谷藤史彦 /著  
出版 中央公論美術出版 2016.8
大きさ等 22cm 491p
分類 702.37
件名 美術-イタリア-歴史-20世紀
個人件名 フォンタナ,ルチオ
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1955年、岩手県に生まれる。早稲田大学第二文学部卒業。京都大学大学院にて博士(人間・環境学)を取得。現在、ふくやま美術館副館長兼学芸課長。主な著書に、『祭りばやしのなかで--評伝 高橋秀』(水声社、2015年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:本書のねらい. イタリア20世紀美術における伝統性と革新性. フォンタナ研究の推移. 本書の構成と各章の概要. ヴィルトとフォンタナの伝統性の問題. デ・キリコにおける伝統性の問題. ファシズム期における古典への回帰. フォンタナの伝統的な彫刻概念の解体. 未来派における革新性の問題. フォンタナの抽象彫刻と一九三〇年代の抽象主義. フォンタナの一九三〇年代セラミック作品と戦後の「無」の考え方. 戦後の抽象絵画. フォンタナの絵画の問題と戦後モダニズム. フォンタナの絵画「空間概念」. 幾何学的抽象からアルテ・ポーヴェラへ. 一九五〇年代におけるフォンタナの受容. 一九六〇年代におけるフォンタナの受容. 一九六〇年代におけるフォンタナの影響. フォンタナの影響とその展開. 伝統性と革新性の問題. 伝統性と革新性の混在の問題
内容紹介 カンヴァスに走る「切り裂き」、穿たれた無数の「穴」、ネオン、ブラックライト…。イタリア20世紀を代表する芸術家ルチオ・フォンタナが切り拓いた「新しい概念」とはなんだったのか。伝統と革新の中で、その芸術の形成と発展を紐解く。
要旨 それは絵画か、彫刻か?カンヴァスに走る「切り裂き」、穿たれた無数の「穴」、ネオン、ブラックライト―イタリア20世紀を代表する芸術家ルチオ・フォンタナ(1899‐1968)が切り拓いた「新しい空間概念」とは何だったのか。同時代の美術思潮を貫く「伝統性」と「革新性」の中で、その芸術の形成と展開を紐解く。本邦初のモノグラフ。
目次 序章 伝統性と革新性をめぐって;第1章 伝統性の問題;第2章 革新性の問題;第3章 絵画の問題;第4章 フォンタナの日本への影響;結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-8055-0767-4   4-8055-0767-5
書誌番号 1113404864
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113404864

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