ちくま学芸文庫 --
ハンナ・アレント /著, ジェローム・コーン /編, 中山元 /訳   -- 筑摩書房 -- 2016.8 -- 15cm -- 558p

資料詳細

タイトル 責任と判断
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 ハンナ・アレント /著, ジェローム・コーン /編, 中山元 /訳  
出版 筑摩書房 2016.8
大きさ等 15cm 558p
分類 311.1
注記 原タイトル:RESPONSIBILITY AND JUDGMENT
内容 内容:プロローグ〈ソニング賞受賞スピーチ〉. 独裁体制のもとでの個人の責任. 道徳哲学のいくつかの問題. アレントの『基本的な道徳命題』の異稿. 集団責任. 思考と道徳の問題. リトルロックについて考える. 神の代理人. 裁かれるアウシュヴィッツ. 身からでたさび
内容紹介 アレントの生前に発表された講義や論説を「責任」と「判断」の下に編む。ナチス統治下で道徳が崩壊した経緯をつぶさに問い、善悪の判断を促すものを考察する。
要旨 「歯車理論」や「小物理論」の虚偽を突き、第三帝国下の殺戮における個人の責任を問う「独裁体制のもとでの個人の責任」、アウシュヴィッツ後の倫理を検討し、その道徳論を詳らかにする講義録「道徳のいくつかの問題」など、ハンナ・アレント後期の未刊行論文集。ユダヤ人である自らの体験を通して全体主義を分析し、20世紀の道徳思想の伝統がいかに破壊されたかをたどる。一方、人間の責任の意味と判断の能力について考察し、考える能力の喪失により生まれる“凡庸な悪”を明らかにする。判断の基準が失われた現代こそ、アレントを読むときだ。
目次 プロローグ(ソニング賞受賞スピーチ) 一九七五年;第1部 責任(独裁体制のもとでの個人の責任 一九六四年;道徳哲学のいくつかの問題 一九六五‐六六年;アレントの『基本的な道徳命題』の異稿;集団責任 一九六八年;思考と道徳の問題―W.H.オーデンに捧げる 一九七一年);第2部 判断(リトルロックについて考える 一九五九年;『神の代理人』―沈黙による罪? 一九六四年;裁かれるアウシュヴィッツ 一九六六年;身からでたさび 一九七五年)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09745-3   4-480-09745-7
書誌番号 1113406531
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113406531

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