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【図書】 志賀直哉

新装版 -- Ｃｅｎｔｕｒｙ　Ｂｏｏｋｓ -- 人と作品
栗林秀雄 ／著, 福田清人 ／編   -- 清水書院 -- ２０１６．８ -- １９ｃｍ -- １９６ｐ

資料詳細

タイトル 志賀直哉
版情報 新装版
シリーズ名 Ｃｅｎｔｕｒｙ　Ｂｏｏｋｓ 人と作品
著者名等 栗林秀雄 ／著, 福田清人 ／編  
出版 清水書院 ２０１６．８
大きさ等 １９ｃｍ １９６ｐ
分類 910.268
個人件名 志賀　直哉
注記 文献あり　年譜あり　索引あり
内容紹介 父との対立という内面的葛藤は、志賀直哉の全青年期を支配した「一大精神課題」であったとともに、「生涯最大の劇」でもあった。「小説の神様」と呼ばれた男の名作と呼ばれる数々の作品と生涯から、その思想を浮き彫りにする。
要旨 父との対立―内面的葛藤は、志賀直哉の全青年期を支配した「一大精神課題」であったとともに、「生涯最大の劇」でもあった。父に対立し、反抗し、そして苦悩した彼は、このことゆえにかえって創作と実生活への強い意志を示したのだった。そして、志賀文学は、「感情、行動統一体として、強烈、純粋に生きる自我に即して形成される」といわれるように、絶対的な自我肯定の道を辿りつつ発現されたものだった。ここに、「志賀直哉は日本文学の故郷」と言われたり、また広くは、「小説の神様」と呼ばれたりした一因があった。彼の描いた作品は、いずれも、しみじみと、それでいて強く深い感動を読者に与える。名作と呼ばれる数々の短編をはじめ、長年かかって完成した唯一の長編小説『暗夜行路』は、日本文学の代表作品として、また小説の一つの理想形として、今日もなお、多くの愛読者をえているのである。
目次 第１編　志賀直哉の行路（幼少年期；青年期；和解から調和へ；静かな創作生活）；第２編　作品と解説（三つの処女作品；処女短編集『留女』；清兵衛と瓢箪；城の崎にて；和解；小僧の神様；暗夜行路；灰色の月）
ISBN(13)、ISBN 978-4-389-40110-8　　 4-389-40110-6
書誌番号 1113406623
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113406623

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