鳥の本性と猛禽の馴らし --
フリードリッヒ二世 /著, 吉越英之 /訳   -- 文一総合出版 -- 2016.8 -- 20cm -- 343p

資料詳細

タイトル 鷹狩りの書
副書名 鳥の本性と猛禽の馴らし
著者名等 フリードリッヒ二世 /著, 吉越英之 /訳  
出版 文一総合出版 2016.8
大きさ等 20cm 343p
分類 787.6
件名 鷹狩-歴史 ,
注記 原タイトル:De arte venandi cum avibus(重訳)
注記 文献あり
著者紹介 【フリードリッヒ二世】1194~1250年。ホーエンシュタウフェン朝の神聖ローマ皇帝、シチリア王。ローマ教皇庁が絶大な権力を持った時代に中央集権国家を築き教皇庁と対立、三度に渡り破門。スルタンと交流し十字軍遠征でエルサレムの無血開城を実現したが、教皇庁から異端者と烙印される。文化面では古代ギリシャやイスラムの学問の翻訳を奨励、自らも通暁。終生の趣味であった鷹狩りについて観察や解剖と経験をもとに著作として本書を残した。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 鷹狩りに使うタカの習性、捕獲方法、飼育・狩猟技術のほか、狩猟対象となるほかの鳥の習性などを詳細に記述した「狩猟の教本」。科学的探究が涜神とされた時代に破門された皇帝が記し、長らく禁書とされていた1冊を邦訳する。
要旨 12世紀ルネサンスに続く13世紀のヨーロッパは信仰と理性の葛藤の世紀であった。まだ科学的思考が定着していない時代に、破門された皇帝が科学的論理思考で鳥類学書を著した。科学的探求が涜神とされたこの時代、破門皇帝の書が後世に残るのを嫌って禁書にされ、革新的内容にもかかわらず近代鳥類学に寄与することなく歴史に消えた曰くつきの書、ここに明らかに…
目次 第1巻 鳥の構造と習性(鷹狩りはなぜ他の狩りより高貴か;水鳥、陸鳥、中間鳥の分類について;肉食鳥(猛禽)と非肉食鳥に分類される鳥の種について;水鳥について いつ、どのように餌を捕るか;水鳥の餌場への集団移動について ほか);第2巻 狩りに用いる猛禽、道具、世話、および人への馴らしについて(猛禽(肉食鳥)の定義とその呼び方の由来;猛禽のメスはオスよりなぜ大きいか;巣作り期間の猛禽の行動について;猛禽が選ぶ高巣の場所について;各種のタカ類の鳥について ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8299-7105-5   4-8299-7105-3
書誌番号 1113406929
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113406929

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