欧米外交官たちの将軍拝謁 --
佐野真由子 /著   -- 思文閣出版 -- 2016.7 -- 20cm -- 403,19p

資料詳細

タイトル 幕末外交儀礼の研究
副書名 欧米外交官たちの将軍拝謁
著者名等 佐野真由子 /著  
出版 思文閣出版 2016.7
大きさ等 20cm 403,19p
分類 210.59
件名 日本-外国関係-歴史-江戸末期 , 外交-儀礼 , 外交官
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1969年東京生まれ.東京大学教養学部教養学科(国際関係論専攻).ケンブリッジ大学国際関係論専攻MPhil課程修了.東京大学博士(学術).現在,国際日本文化研究センター(日文研)准教授.専門分野は,外交史・文化交流史,文化政策.主な著作に,『オールコックの江戸--初代英国公使が見た幕末日本』(中央公論新社,2003年)などがある.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1857年に行われたアメリカ総領事ハリスの登城・将軍家定拝謁以降、幕府は自らの儀礼伝統に則り、西洋の慣習とも齟齬のない形で、欧米諸国の外交官たちとの外交様式を完成させた。その形成過程を辿り、新たな幕末史を浮き彫りにする。
要旨 日本と欧米の国との正式な外交関係は、安政四(一八五七)年、アメリカ総領事タウンゼント・ハリスの登城・将軍家定拝謁をもって幕を開けた。本書が取り上げるのは、徳川幕府終焉まで計一七例を数えた、欧米諸国の外交官による将軍拝謁。幕府は自らの儀礼伝統に則り、同時に西洋の慣習とも齟齬のない形で、その様式を完成させていた。当時、対外関係の第一線にあった幕臣たちのその努力こそ、わが国が世界の舞台に立つための第一歩であった。政治交渉の過程とは異なる次元で展開した外交儀礼の形成過程は、従来の研究で見落とされてきた、もうひとつの幕末史である。
目次 1 幕末外交儀礼の背景(徳川幕府の儀礼と対外関係;欧米諸国の外交儀礼);2 幕末外交儀礼の展開(アメリカ総領事ハリスの将軍拝謁(安政四年);試行錯誤;儀礼様式の成立;四ヵ国代表の将軍慶喜拝謁(慶応三年));「対等外交」をもたらした幕末外交儀礼
ISBN(13)、ISBN 978-4-7842-1850-9   4-7842-1850-5
書誌番号 1113408216
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113408216

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中央 5階人文科学 Map 210.59 一般書 利用可 - 2056682743 iLisvirtual