岩波現代文庫 -- 文芸
石原吉郎 /著, 柴崎聰 /編   -- 岩波書店 -- 2016.8 -- 15cm -- 274p

資料詳細

タイトル 石原吉郎セレクション
シリーズ名 岩波現代文庫 文芸
著者名等 石原吉郎 /著, 柴崎聰 /編  
出版 岩波書店 2016.8
大きさ等 15cm 274p
分類 913.6
注記 「石原吉郎全集 1~3」(花神社 1979~1980年刊)の改題、新たに編集
注記 年譜あり
内容 内容:確認されない死のなかで. オギーダ. 強制された日常から. 体刑と自己否定. 無感動の現場から. 失語と沈黙のあいだ. 「耳鳴りのうた」について. 1. 〈体験〉そのものの体験. 沈黙と失語. 望郷と海. 海を流れる河. 俳句と〈ものがたり〉について. 私の部屋には机がない. 辞書をひるがえす風. 私と古典. 自作自解. 断念と詩. 「フェルナンデス」について. 「全盲」について. 『邂逅』について. 半刻のあいだの静けさ. 信仰とことば. 聖書とことば. 詩と信仰と断念と. 絶望への自由とその断念 ほか8編
内容紹介 告発と断念、絶望と祈り、沈黙と発語の拮抗する内面を静謐な言葉で表現した文学者、石原吉郎。根幹にある「シベリヤ」「詩の発想」「聖書と信仰」「ユーモア」の4テーマによって散文を精選、その文業の核心と可能性に迫る。
要旨 戦後文学の原点とも言える戦争体験を取り上げた作家・詩人は数多い。しかし、石原吉郎ほど、そのシベリヤ抑留における極限下の体験を自己への凝視に向け、告発と断念、絶望と祈り、沈黙と発語の拮抗する内面を、硬質で静謐な言葉で表現した文学者は少ない。石原吉郎の根幹にある「シベリヤ」「詩の発想」「聖書と信仰」「ユーモア」の四テーマによって散文を精選、その文業の核心と可能性に迫る。
目次 1 シベリヤ―フランクルに導かれて(確認されない死のなかで―強制収容所における一人の死;オギーダ ほか);2 詩の発想(沈黙と失語;望郷と海 ほか);3 聖書と信仰(『邂逅』について;半刻のあいだの静けさ―わたしの聖句 ほか);4 ユーモア(私の酒;日記1(一九七二年) ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-602280-8   4-00-602280-8
書誌番号 1113409130
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113409130

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 文庫本 913.6/イ 一般書 利用可 - 2056782756 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 文庫本 913.6/イ 一般書 利用可 - 2058315179 iLisvirtual