柳田国男の祖母の生涯とその作品 --
松岡小鶴 /〔著〕, 門玲子 /編著   -- 藤原書店 -- 2016.8 -- 20cm -- 280p

資料詳細

タイトル 幕末の女医、松岡小鶴
副書名 柳田国男の祖母の生涯とその作品 1806-73 西尾市岩瀬文庫蔵『小鶴女史詩稿』全訳
著者名等 松岡小鶴 /〔著〕, 門玲子 /編著  
出版 藤原書店 2016.8
大きさ等 20cm 280p
分類 289.1
個人件名 松岡 小鶴
注記 文献あり
著者紹介 【松岡小鶴】文化3(1806)年~明治6(1873)年。播磨国神東郡田原村辻川の医者・松岡義輔と、妻なみ(桂氏)の長女として生れる。天保2(1831)年、26歳の時、隣村の川辺村網干の中川至を婿に迎えた。翌年、男子、文(のち操)が生れる。天保11年(1840)年、父義輔が没し、その後父の医業を継いで、当時珍しい女性の医者となった。弘化2(1845)年には姫路藩より表彰を受けた。柳田国男をはじめとする操の5人の子供たちは、医者、学者、歌人、画家として活躍した。小鶴の著書には、『小鶴女子史詩稿』その他がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 柳田国男の祖母、松岡小鶴は漢詩文をものする女性医師であった。息子に母の思いを書き送った「南望篇」、優れた天分を発揮した漢詩、心こもる手紙。小鶴の世界を、読み下し文、豊富な注、そして現代語訳で読み解き、その稀有な人物像に迫る。
要旨 激動の時代にあっても変わらぬ、子を思う母心…“日本民俗学の父”柳田国男の祖母は、漢学の素養のある女性医師だった!松岡小鶴は、独学で学問し、一人息子を育て、医者をつとめ、寺子屋をいとなんだ。離れて暮らす息子を思う手紙や、母としての思いを書き綴った「南望篇」、すぐれた天分を発揮した漢詩、心こもる手紙―小鶴の世界を現代語訳で読み解いた、初の紹介!
目次 小鶴女史について;小鶴女史詩稿(南望篇(松岡小鶴著・編 天保十五年成立);詩稿・文稿(松岡小鶴著・松岡文編 安政二年成立));原典の複写(西尾市岩瀬文庫蔵)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86578-080-2   4-86578-080-7
書誌番号 1113410671
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113410671

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