災厄と共に生きていくための文学史 --
前田潤 /著   -- 笠間書院 -- 2016.8 -- 20cm -- 355p

資料詳細

タイトル 地震と文学
副書名 災厄と共に生きていくための文学史
著者名等 前田潤 /著  
出版 笠間書院 2016.8
大きさ等 20cm 355p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後 , 地震 , 震災 , 文学と社会
注記 文献あり
著者紹介 1966年、東京生まれ。早稲田大学卒業。立教大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。専攻は日本近代文学。現在、聖学院大学、予備校等の兼任講師。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「災厄」を引き起こした「わたし」とは何者か. 共同性. 表象. 主権. 「震災と文学」から直下の連載小説へ. 中村武羅夫「群盲」の亀裂. 震災モラトリアム〈支払延期令〉直下の商魂. 菊池寛と婦人雑誌の被災. 震災と新聞小説挿絵. 直下の連載小説から「文学の震災」へ
内容紹介 災厄とは何なのか。災厄の前に現れ出る自己とは何か。災厄そのものの淵源を大きく問いつつ、村上春樹、小田実等の震災文学から根源的に迫る。また、災厄の痕跡として、関東大震災直下の連載小説を読み解きながら現在を照らす。
要旨 災厄とはそもそも何なのか。災厄の前に現れ出る自己とは何か。災厄そのものの淵源を大きく問いつつ、村上春樹、小田実等の震災文学から根源的に迫ろうとする。また、災厄の痕跡として、関東大震災直下の連載小説を読み解きながら、現在を照らしてゆく。災厄を文学から思考する野心的な書。
目次 第1部 災厄の起源―文学を通じて考える意味と可能性(「災厄」を引き起こした「わたし」とは何者か;共同性―宙吊りの「わたし」と分有の思考;表象―鏡像としての「震災」;主権―例外状態と災厄の恒常性);第2部 災厄の痕跡―現在を照らす関東大震災直下の連載小説(「震災と文学」から直下の連載小説へ;中村武羅夫「群盲」の亀裂―ある造船争議の結末;震災モラトリアム(支払延期令)直下の商魂―村上浪六「時代相」の実験;菊池寛と婦人雑誌の被災―舞台焼失の後始末;震災と新聞小説挿絵―竹久夢二の「眼」;直下の連載小説から「文学の震災」へ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70810-6   4-305-70810-8
書誌番号 1113412481
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113412481

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