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【図書】 ミダース王

新装版 -- Ｃｅｎｔｕｒｙ　Ｂｏｏｋｓ -- 人と思想
西澤龍生 ／著   -- 清水書院 -- ２０１６．９ -- １９ｃｍ -- ２７４ｐ

資料詳細

タイトル ミダース王
版情報 新装版
シリーズ名 Ｃｅｎｔｕｒｙ　Ｂｏｏｋｓ 人と思想
著者名等 西澤龍生 ／著  
出版 清水書院 ２０１６．９
大きさ等 １９ｃｍ ２７４ｐ
分類 164.31
件名 ギリシア神話
注記 文献あり　年表あり　索引あり
著者紹介 １９２８（昭和３）年、東京に生まれる。京都大学文学部史学科卒業。筑波大学名誉教授。主著『史の辺境にむけて』（未来社）ほか。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容紹介 童話「王様の耳はロバの耳」の耳がロバの耳となってしまった王様として広く知られるフリュギア王ミダース。ギリシア神話の一隅から、母胎となるオリエント・地中海世界の謎の一つに、広角レンズで多彩な光景を蘇らせる。
要旨 ミダースとは、伝説のフリュギア王。触れるものことごとくが黄金になるよう願って散々な目にあう物語と、神様のお咎めでロバの耳を付けられてしまう物語とで、広く知られている。古代東方の大空間におけるロバ飼育文化圏の西漸という深層底流の、フリュギアは鍵を握る一翼であり、歴史上のミダースは、そこに君臨する僭主であった。物語で彼が隠そうとしたロバの耳は、往昔はむしろ王者の権標であり、威信の源であった。しからばロバが賎視の対象となるのはいつから、また何故か。ギリシア神話の一隅から、母胎となるオリエント・地中海世界の謎の一つに、広角レンズで多彩な光景を甦らせようと試みた。
目次 １　黄金のミダース（説話の風景；魔法の指輪；僭主の条件）；２　王様の耳はロバの耳（耳の懲罰；馬人ケイロンの問題；音楽の誕生とロバ飼育；ロバの西漸；頭巾と仮面；戦争と平和）
ISBN(13)、ISBN 978-4-389-42181-6　　 4-389-42181-6
書誌番号 1113412517
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113412517

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