渡辺善雄 /著   -- 鴎出版 -- 2016.9 -- 21cm -- 254p

資料詳細

タイトル 通説に挑む文学教材の研究 高校篇
著者名等 渡辺善雄 /著  
出版 鴎出版 2016.9
大きさ等 21cm 254p
分類 375.85
件名 文学教育-日本 , 教材 , 国語科-高等学校
注記 索引あり
著者紹介 1946年福島県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程(国文学専攻)所定単位取得満期退学。1974年岐阜女子大学講師となり、三重大学助教授を経て、宮城教育大学教授となる。2012年3月定年により退職し、名誉教授となる。同年4月、特任教授として再雇用される。1988年と2000年、文部省内地研究員として東京大学法学部の明治新聞雑誌文庫で、大逆事件後の言論弾圧とそれに対する森鴎外の抵抗を調査した。その成果を『鴎外・闘う啓蒙家』(新典社,2007年)として刊行し、東北大学から博士(文学)の学位を取得した。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 「山月記」は、新人作家をめざして3年間妻子を放置した中島敦の懴悔録である。精緻な読みで、森鴎外「舞姫」や井伏鱒二「山椒魚」など定番教材に関する通説に挑む。自力で教材を読み解く教師をめざすための必読の書!高校教科書用。
目次 「舞姫」の構図―引き裂かれた愛の悲劇;堀辰雄―「曠野」―古典と西洋の融合;太宰治「貧の意地」―西鶴のパロディ;太宰治「女賊」の位相―戦略としての西鶴の翻案;中島敦「山月記」―自画像としての李徴;中島敦「弟子」―游侠の魂;中島敦「李陵」―人間と運命;井伏鱒二「山椒魚」―結末の改訂;井伏鱒二「遙拝隊長」―村の力学;井伏鱒二『漂民宇三郎』―村社会からの離脱;宮本輝『螢川』の生成―父の発見;現代詩の鑑賞と指導・会田綱雄;現代詩の鑑賞と指導・黒田三郎
ISBN(13)、ISBN 978-4-903251-12-7   4-903251-12-8
書誌番号 1113415662

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