文系女性のための知的生き方史 -- 河出ブックス --
小平麻衣子 /著   -- 河出書房新社 -- 2016.9 -- 19cm -- 201p

資料詳細

タイトル 夢みる教養
副書名 文系女性のための知的生き方史
シリーズ名 河出ブックス
著者名等 小平麻衣子 /著  
出版 河出書房新社 2016.9
大きさ等 19cm 201p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後 , 女性-日本-歴史-明治以後
著者紹介 1968年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、慶應義塾大学教授。日本近代文学におけるジェンダー/セクシャリティを、さまざまなメディアや文化の広がりのなかで分析している。著書に『女が女を演じる-文学・欲望・消費』(新曜社)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 女性にとって「教養」とは何か。大正人格主義から、通俗小説の中の「教養」、〈文学少女〉と雑誌投稿、戦後文学部の〈女性化〉、カルチャーセンター通いや〈自分磨き〉まで・・・。歴史的経緯をたどりながら、実現しない夢の構造を解き明かす。
要旨 女性にとって「教養」とは何か。深い知識や理解力から、読んでおくべき本のセット、洗練された趣味やふるまい、だれでも知っているべき一般常識にいたるまで、都合よく曖昧に使われてきた語「教養」。そこには、それぞれの時代に求められる女性像が投影されてもきた。大正人格主義から、通俗小説の中の「教養」、“文学少女”と雑誌投稿、戦後文学部の“女性化”、カルチャーセンター通いや“自分磨き”まで―。「教養」という言葉に折りたたまれた歴史的経緯をたどりながら、前向きに学ぶ女性たちを振り回す、実現しない夢の構造を解き明かす。
目次 第1章 “人間”にはエリートしかなれないというよく知られた事実―通俗小説からみる大正教養派;第2章 東大生“以外”はどんな本を読んできたか―女の教養の範囲;第3章 恋愛は女の革命か!?―マルクス主義と人文的教養の凋落;第4章 差別するにはまず女性を活用すべし―「教養」の二重底;第5章 向上心があなたをダメにする―教養雑誌の投稿から;第6章 “文学少女”はいない―文豪たちの邪悪な共同体;第7章 お稽古も命がけ―戦中における“ほんとうの教養”の呪縛;第8章 戦後文学部の女性化―“役に立たなさ”の大暴落;第9章 文系バブル崩壊―その後に残るもの
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-62497-6   4-309-62497-9
書誌番号 1113416282
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113416282

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