マリー・ダリュセック /〔著〕, 高頭麻子 /訳   -- 藤原書店 -- 2016.10 -- 20cm -- 269p

資料詳細

タイトル 待つ女
著者名等 マリー・ダリュセック /〔著〕, 高頭麻子 /訳  
出版 藤原書店 2016.10
大きさ等 20cm 269p
分類 953
注記 原タイトル:IL FAUT BEAUCOUP AIMER LES HOMMES
著者紹介 【マリー・ダリュセック】1969年1月3日、バスク地方の中心地バイヨンヌで生まれる。高等師範学校(エコル・ノルマル)ほかで文学を研究し、1997年、「ジョルジュ・ペレック、ミシェル・レリス、セルジュ・ドゥブロフスキー、エルヴェ・ギベールにおけるオートフィクションと悲劇的アイロニー」と題する博士論文で学位を得る。1996年9月、27歳の時、処女作『めす豚ものがたり』で彗星のようにベストセラー市場に登場、日本語を含む30言語以上に翻訳され、世界中で話題になった。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 女には、待つという力がある。病的なまでに。「ひとりの女がひとりの男に出会い、恋に墜ちる。男は黒人、女は白人だ。だから何?」。デビュー作『めす豚ものがたり』で世界を驚愕させた著者が放つ、最も美しく、最も輝かしく、最も胸を刺す、恋愛小説。
要旨 「君がほしいのは証明書さ。人種差別主義者ではない、という証明書。だから君は、それを獲得するために僕と寝るんだ」虚飾と欲望の都ハリウッドで出会い、恋に落ちた黒人俳優と白人女優。男は、植民地時代のアフリカを描くコンラッド『闇の奥』を、自らの監督で映画化するという野望を抱き、現地ロケへと旅立つ。男を追ってカメルーンに向かった女の切ない恋のゆくえは…?映画の都とジャングルの奥地というトポスの完璧なコントラストを背景に、植民地主義の残響、黒人男と白人女の誤解に満ちた関係、「アフリカ」の虚像と実像を織りまぜて描く、古典的にして新しい恋愛物語。「完璧な文章と文体によって、恋愛という永遠のテーマを鮮やかに塗り替えた」と激賞され、著者も「最高傑作」と自認する最新長篇。二〇一三年「メディシス賞」および「文学賞の中の文学賞」受賞。
ISBN(13)、ISBN 978-4-86578-088-8   4-86578-088-2
書誌番号 1113419324
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113419324

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 953/タ 一般書 利用可 - 2057593566 iLisvirtual