イスラーム王朝の支配の正当性と権力基盤 --
橋爪烈 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2016.10 -- 22cm -- 400p

資料詳細

タイトル ブワイフ朝の政権構造
副書名 イスラーム王朝の支配の正当性と権力基盤
著者名等 橋爪烈 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2016.10
大きさ等 22cm 400p
分類 209.4
件名 イスラム帝国-歴史-10世紀 , アッバース朝 , カリフ
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1975年生まれ。千葉科学大学薬学部薬学科講師。専門はアラブ・イスラーム史、イスラーム政治思想史。1999年学習院大学文学部史学科卒業、2001年慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻東洋史分野修士課程修了。2002年~2004年カイロ大学へ留学。2009年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程学位取得。博士(文学)。2008年~2011年日本学術振興会特別研究員(PD・公益財団法人東洋文庫)を経て、2012年より現職。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 傭兵集団・ダイラムを率いたブワイフ家の三兄弟は、瞬く間に強大な王朝を打ち建てた…。アッバース朝衰退期というイスラーム史の幕間に位置し、後続諸王朝に決定的な影響を与えたブワイフ朝の支配と権力の構造を生き生きと描き出す。
要旨 10世紀。カスピ海を望む峻峰アルボルズ山脈から現れた傭兵集団・ダイラム。そのつわものどもの中にあって彼らを率いたブワイフ家の三兄弟は、瞬く間にイラン・イラク一帯に覇を称え、強大な王朝を打ち建てる。ブワイフ朝―。アッバース朝衰退期というイスラーム史の幕間に位置し、後続諸王朝に決定的な影響を与えた一族の支配と権力の構造を生き生きと描き出した好著。
目次 序論;第1部 ブワイフ朝の政権構造と支持基盤―勃興期からアドゥド・アッダウラの死まで(ブワイフ朝君主の主導権争いと一族の紐帯―イマーラ、リアーサ、ムルクの検討を中心に;ブワイフ朝初期の「ダイラム」―イラーク政権とジバール政権の比較から;ブワイフ朝ジバール政権の対外政策―サーマーン朝との関わりから;『王冠の書』にみるアドゥド・アッダウラの王統観);第2部 アドゥド・アッダウラ死後のブワイフ朝諸政権―バハー・アッダウラのファールス征服まで(アドゥド・アッダウラの後継位を巡る争い;第二次ファールス政権とダイラム;バハー・アッダウラとダイラム;後ジバール政権の成立);結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2369-3   4-7664-2369-0
書誌番号 1113420898

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