文学・思想論集 --
加藤典洋 /著   -- 岩波書店 -- 2016.9 -- 20cm -- 272p

資料詳細

タイトル 世界をわからないものに育てること
副書名 文学・思想論集
著者名等 加藤典洋 /著  
出版 岩波書店 2016.9
大きさ等 20cm 272p
分類 904
件名 文学-歴史-20世紀 , 文学-歴史-21世紀
著者紹介 1948年山形県生まれ.東京大学文学部仏文科卒.現在,文芸評論家,早稲田大学名誉教授.『言語表現法講義』(岩波書店,1996年)で第10回新潮学芸賞など。ほかに,『僕が評論家になったわけ』(岩波書店,2005年)など,多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:もう一つの「0」. 一語の面白さ. 復元話体のなかで. 二〇一三年の赤坂真理『東京プリズン』. 独裁と錯視. ヘールシャム・モナムール. 「理論」と「授業」. 世界をわからないものに育てること. 螢、ヒカラズ。涙、ナガレズ。. 空腹と未来. ノンフィクションと反抗の不可能性. 小説が時代に追い抜かれるとき. 「居心地のよい場所」からの放逐. きれいはきたない
内容紹介 そのとき生まれた一瞬の驚きに立ち止まり、世界をわからないものに育てる-いまを生きる私たちにとって大切なのではないだろうか。『永遠の0』『東京プリズン』など、同時代と歴史に沈潜し、文学の〈現在〉を浮き彫りにする論集。
要旨 理に落ちてしまうまえに、そのとき生まれた一瞬の驚きに立ち止まり、世界をわからないものに育てる―そういう時間をつくりあげてゆくことが、いまを生きる私たちにとって大切なのではないだろうか。『巨匠とマルガリータ』から『永遠の0』『東京プリズン』まで―同時代と歴史に沈潜し、文学の“現在”を浮き彫りにする。
目次 1 災後と文学(もう一つの「0」―『永遠の0』と島尾敏雄、吉田満;一語の面白さ―「大波小波」に反論;復元話体のなかで―大震災と柴崎友香『わたしがいなかった街で』;二〇一三年の赤坂真理『東京プリズン』);2 文学の二〇世紀以後(独裁と錯視―二〇世紀小説としての『巨匠とマルガリータ』;ヘールシャム・モナムール―カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を暗がりで読む;「理論」と「授業」―文学理論と「可能空間」;世界をわからないものに育てること―伝記という方法);3 時代の変わり目の指標(螢、ヒカラズ。涙、ナガレズ。―日向寺太郎監督の『火垂るの墓』;空腹と未来―山田太一『昭和を生きて来た』;ノンフィクションと反抗の不可能性―沢木耕太郎『無名』;小説が時代に追い抜かれるとき―みたび、村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』について;「居心地のよい場所」からの放逐―村上春樹『女のいない男たち』;「きれいはきたない」―大江健三郎『晩年様式集』)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061148-0   4-00-061148-8
書誌番号 1113421641
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113421641

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