小林敏明 /著   -- せりか書房 -- 2016.10 -- 20cm -- 508p

資料詳細

タイトル 憂鬱なる漱石
著者名等 小林敏明 /著  
出版 せりか書房 2016.10
大きさ等 20cm 508p
分類 910.268
個人件名 夏目 漱石
注記 文献あり
著者紹介 1948年、岐阜県生まれ。1996年、ベルリン自由大学学位取得。ライプツィヒ大学教授資格取得を経て、2015年までライプツィヒ大学東アジア研究所教授。専攻は、哲学、精神病理学。 著書に『〈ことなり〉の現象学-役割行為のオントプラクソロギー』(弘文堂)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本の近代が抱え込んだ「憂鬱なる孤独」に、心身を賭して向き合った漱石。その苦闘の軌跡を『三四郎』から『明暗』まで8つの作品を対象にして読み解く。漱石の魅力の源泉に迫った「思想」としての漱石論。
要旨 日本の近代が抱え込んだ「憂鬱なる孤独」に、心身を賭して向き合った漱石。その苦闘の軌跡を、『三四郎』から『明暗』まで八つの作品を対象にして読み解く。没後百年を経たいまなお、われわれを惹きつけてやまない漱石の魅力の源泉に迫る。「思想」としての漱石論の決定版。
目次 はじめに 思想としてのメランコリー;第1章 トライアングル・モデル―『三四郎』;第2章 転調する内省―『それから』;第3章 自意識か悟道か―『門』;第4章 内向的人間の成立―『彼岸過迄』;第5章 現実を失う過敏―『行人』;第6章 告白と負い目―『こころ』;第7章 演出される自己―『道草』;第8章 関係が関係する―『明暗』
ISBN(13)、ISBN 978-4-7967-0359-8   4-7967-0359-4
書誌番号 1113425827

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 910.26/ナ 一般書 利用可 - 2057722528 iLisvirtual