コミューンからアソシエーションへ --
石塚正英 /著   -- 社会評論社 -- 2016.10 -- 22cm -- 560p

資料詳細

タイトル 革命職人ヴァイトリング
副書名 コミューンからアソシエーションへ
著者名等 石塚正英 /著  
出版 社会評論社 2016.10
大きさ等 22cm 560p
分類 309.3
件名 社会主義
個人件名 ヴァイトリング,ヴィルヘルム
注記 欧文タイトル:Revolutionarer Geselle W.Weitling
注記 文献あり 著作目録あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1949年、新潟県高田市(現上越市)に生まれる 1981年3月、立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得退学 2001年2月、フェティシズム研究で博士(文学)取得(立正大学大学院文学研究科哲学専攻) 専門分野:歴史知学、社会思想史、比較文明論 現職:東京電機大学理学部教授、NPO法人頚城野郷土資料室理事長 主要単著 儀礼と神観念の起原、論創社、2005.ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:当該分野の研究史と本研究の目標. ドイツ手工業職人の結社運動. 同時代思想との比較における歴史認識と現状批判. 下層労働者の社会思想. コミューン論からアソシアシオン論へ. アメリカ民主主義に対抗する社会的民主主義. ヴァイトリング思想の統一的全体像を求めて
内容紹介 19世紀ドイツの革命職人ヴィルヘルム・ヴァイトリングの思想的展開と運動の軌跡を追究。そのことを通して、19世紀の労働者運動のゲマインシャフト=コミューンからアソシアシオン=アソシエーションへの時代思潮的転回を詳細に検証する。
要旨 1808年マグデブルクに生まれたファガント(漂泊者)ヴァイトリングは、さながら19世紀ドイツの下層社会に出現した第2のイエスであった。1838年ドイツ手工業職人の結社・義人同盟に加入。1839年5月、ブランキら四季協会のパリ蜂起に参加。革命論をめぐるマルクスとの論争。1848年のベルリン革命にいたるまで、共同体(コミューン)創出をめざした結社運動に奔走する。ベルリン革命の敗北後、北アメリカに亡命。1852年プルードンの影響を受けて、ニューヨークで労働者協同企業を創立し、アソシアニストとして活動する。本書は、この19世紀ドイツの革命職人ヴィルヘルム・ヴァイトリングの思想的展開と運動の軌跡を追究する。そのことをとおして、19世紀の労働者運動のゲマインシャフト=コミューンからアソシアシオン=アソシエーションへの時代思潮的転回を詳細に検証する。この歴史的理論的解明は、1917年のロシア・ボルシェヴィキ革命の負の教訓をふまえ、現代における労働者革命の原点と構想を探究するための貴重な営為である。
目次 当該分野の研究史と本研究の目標;第1部 前期ヴァイトリング―一八四八年以前・ヨーロッパ(ドイツ手工業職人の結社運動;同時代思想との比較における歴史認識と現状批判;下層労働者の社会思想);第2部 後期ヴァイトリング―一八四八年以後・アメリカ(コミューン論からアソシアシオン論へ;アメリカ民主主義に対抗する社会的民主主義);ヴァイトリング思想の統一的全体像を求めて
ISBN(13)、ISBN 978-4-7845-1842-5   4-7845-1842-8
書誌番号 1113426238

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