「生存」をめぐる家族・労働・福祉 --
三時眞貴子 /編, 岩下誠 /編, 江口布由子 /編, 河合隆平 /編, 北村陽子 /編   -- 昭和堂 -- 2016.10 -- 22cm -- 307,7p

資料詳細

タイトル 教育支援と排除の比較社会史
副書名 「生存」をめぐる家族・労働・福祉
著者名等 三時眞貴子 /編, 岩下誠 /編, 江口布由子 /編, 河合隆平 /編, 北村陽子 /編  
出版 昭和堂 2016.10
大きさ等 22cm 307,7p
分類 371.3
件名 教育と社会-歴史 , 社会福祉-歴史 , 社会的排除-歴史
注記 索引あり
著者紹介 【三時眞貴子】生年:1974年。福岡県生まれ 所属:広島大学大学院教育学研究科准教授 主な業績:『イギリス都市文化と教育-ウォリントン・アカデミーの教育社会史』(昭和堂、2012年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:教育社会史研究における教育支援/排除という視点の意義 岩下誠著. 「福祉を通じた教育」の選別と子ども 江口布由子著. 未婚の母の救済/非嫡出子の放逐 岩下誠著. 「支援に値する」家族の選別における道徳と返済能力 姉川雄大著. 地域による「精神薄弱児」への支援と排除 大谷誠著. 長期欠席者対策にみる国民国家の再編 倉石一郎著. 重症心身障害児の生存と教育 河合隆平著. 「労働の訓練/教育」による浮浪児への支援 三時眞貴子著. 企業福祉としての教育支援 土井貴子著. 障害者の就労と「民族共同体」への道 北村陽子著. 教育支援研究のゆくえ/おわりに 三時眞貴子著
内容紹介 福祉国家体制が形成されつつあった19世紀末~20世紀半ばにおいて、家族・福祉・労働という「生存」に関わる領域で行われた社会的弱者(孤児、障害者、不登校児など)に対する教育支援と、それが孕む排除性について焦点を当てた歴史研究。
要旨 福祉国家体制が形成されつつあった十九世紀末~二十世紀半ばにおいて、家族・福祉・労働という「生存」に関わる領域で行われた社会的弱者(孤児、障害者、不登校児など)に対する教育(への/による)支援と、それが孕む排除性に焦点を当てようとする歴史研究。
目次 教育社会史研究における教育支援/排除という視点の意義;第1部 生命を支援する―揺れ動く家族(「福祉を通じた教育」の選別と子ども―赤いウィーンの子ども引き取りと里親養育;未婚の母の救済/非嫡出子の放逐―二〇世紀前半アイルランド社会の「道徳性」;「支援に値する」家族の選別における道徳と返済能力―ハンガリーの「生産的社会政策」(一九四〇‐一九四四)と地域社会);第2部 生活を支援する―就学・福祉・コミュニティ(地域による「精神薄弱児」への支援と排除―二〇世紀前半のイングランドの職業センター;長期欠席者対策にみる国民国家の再編―戦後高知県の福祉教員制度;重症心身障害児の生存と教育―重症児施設「花明・木の花学園」における学校教育の成立);第3部 生計を支援する―就労と家族・地域・企業(「労働の訓練/教育」による浮浪児への支援―一九世紀末のマンチェスタ認定インダストリアル・スクール;企業福祉としての教育支援―二〇世紀前半キャドベリー社の補習教育と人材育成;障害者の就労と「民族共同体」への道―世界大戦期ドイツにおける戦争障害者への職業教育);教育支援研究のゆくえ/おわりに
ISBN(13)、ISBN 978-4-8122-1555-5   4-8122-1555-2
書誌番号 1113427000
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113427000

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