NHK100分de名著ブックス --
大久保喬樹 /著   -- NHK出版 -- 2016.10 -- 19cm -- 147p

資料詳細

タイトル 岡倉天心 茶の本
シリーズ名 NHK100分de名著ブックス
著者名等 大久保喬樹 /著  
出版 NHK出版 2016.10
大きさ等 19cm 147p
分類 791
件名 茶の本
個人件名 岡倉 天心
注記 タイトルは奥付・背による.標題紙のタイトル:茶の本岡倉天心
注記 2015年刊の一部加筆・修正、新たにブックス特別章「『茶の本』をめぐる五つの日本文化論」を収載
注記 文献あり
著者紹介 1946年生まれ、横浜に育つ。東京大学教養学部教養学科フランス科、同大学院比較文学比較文化修士課程を経て、フランス高等師範学校およびパリ第三大学に学ぶ。現在、東京女子大学日本文学専攻教授。『岡倉天心 驚異的な光に満ちた空虚』(小沢書店)で第1回和辻哲郎文化賞受賞。主な著書に『日本文化論の名著入門』(角川選書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 20世紀初頭、物質主義的文化が支配的だった欧米世界に対して、岡倉天心が東洋の伝統的な精神文化の奥義を説きつくした『茶の本』の核心を読み解く。書き下ろし特別章「『茶の本』をめぐる五つの日本文化論」収載。
要旨 近代化・西欧化路線が主流であった明治期の日本。そのただ中にアメリカで出版された『茶の本』は、東洋の伝統的な精神文化の奥義を説き、自然との共生を謳う、未来を見据えた先見の書であった。小さきものの中に偉大なものが宿り、日常の中に深遠な世界がある―。岡倉天心没後一〇〇年が経過し、近代化の限界に直面するいま、私たちの進むべき道について考える。
目次 第1章 茶碗に満ちる人の心(茶を通して東洋文明の意義を語る;交響曲のように共鳴する語り ほか);第2章 源泉としての老荘と禅(茶の好みにあらわれる時代精神;茶道は日本で完成された ほか);第3章 琴には琴の歌を歌わせよ(茶室にあらわれる禅の思想;茶室の装飾原理 ほか);第4章 花、そして茶人の死(花は人生の友;自然の立場から人間を問う ほか);ブックス特別章『茶の本』をめぐる五つの日本文化論(『武士道』―サムライと騎士;『善の研究』―純粋経験から絶対無へ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-14-081708-7   4-14-081708-9
書誌番号 1113427963

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
神奈川 公開 Map 791 一般書 利用可 - 2061662106 iLisvirtual
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