防空から防災へ --
大井昌靖 /著   -- 錦正社 -- 2016.10 -- 22cm -- 326p

資料詳細

タイトル 民防空政策における国民保護
副書名 防空から防災へ
著者名等 大井昌靖 /著  
出版 錦正社 2016.10
大きさ等 22cm 326p
分類 393.6
件名 防空法 , 国防政策-日本-歴史-昭和前期 , 民間防衛-日本-歴史-昭和前期
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 2等海佐。防衛大学校防衛学教育学群准教授 1962年生。1985年防衛大学校卒。同年海上自衛隊入隊。防衛省防衛政策課などで勤務後、2010年から現職。2011年放送大学大学院修業、2014年拓殖大学大学院国際協力学研究科後期博士課程(安全保障)満期退学。修士(学術)、博士(安全保障学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 防空法は国民に負担を強いるだけの悪法のように論じられてきたが、防空法は本当に悪法だったのか?防空法を中心とした民防空の国民保護政策としての歴史的意義を検証し、今日の防災へと繋がる「教訓」を明らかにする。
要旨 本土空襲に備え、昭和12(1937)年に成立した防空法を中心とする「民防空政策」。焼夷弾火災に対する「敢闘精神とバケツリレー」に象徴される防空法は、国民に負担を強いるだけの悪法のように論じられてきた。しかし、防空法は、「監視、通信、警報、燈火管制、分散疎開、転換、偽装、消防、防火、防弾、防毒、避難、救護、防疫、非常用物資の配給、応急復旧」という空襲の流れを網羅し、準備から空襲後の処置・復旧にまで対処するように定められている。消防・防火の失敗だけで評価することが本当に妥当なのか?本書では、防空法を中心とした民防空の国民保護政策としての歴史的意義を検証し、今日の防災へと繋がる「教訓」を明らかにする。
目次 第1部 研究の進め方(問題の所在;先行研究;研究の必要性;防空法とはどんな法律だったのか;研究の進め方;用語の整理など);第2部 空襲への準備(「組織・訓練」;「空襲判断」;事前の防御措置);第3部 空襲時の対処(「監視」「通信」「警報」;「燈火管制」;「偽装」;「消防・防火」);第4部 空襲後の処置(「応急復旧」;空襲に際する防衛対策(「防毒」「防疫」「応急復旧」「給水」「清掃」);防空法の災害対処(「救護」「非常用物資の配給」「応急復旧」));第5部 民防空政策と国民保護
ISBN(13)、ISBN 978-4-7646-0345-5   4-7646-0345-4
書誌番号 1113427984
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113427984

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