日本語の世界・英語の世界 -- 開拓社言語・文化選書 --
濱田英人 /著   -- 開拓社 -- 2016.10 -- 19cm -- 190p

資料詳細

タイトル 認知と言語
副書名 日本語の世界・英語の世界
シリーズ名 開拓社言語・文化選書
著者名等 濱田英人 /著  
出版 開拓社 2016.10
大きさ等 19cm 190p
分類 815
件名 日本語-文法 , 英語-文法 , 認知言語学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1957年、北海道生まれ。北海道大学大学院文学研究科英米文学専攻博士後期課程退学。博士(文学)。現在、札幌大学地域共創学群教授。2001~2002年、カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員。2012~2013年、北海道滝川市「英語コミュニケーション能力・論理的思考力を強化する指導改善の取組」運営指導委員会委員長。主な著書:Grammar and Cognition(Kyodo Bunkasha,2002)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本語話者は出来事を「見た」まま認識するのに対し、英語話者は出来事をメタ認知的に捉える認識である。この認識の違いが日英語の言語的特徴に現れていることを具体的に述べ、認知的側面から日本語・英語のそれぞれの本質を明らかにする。
要旨 「ことば」は言語話者のモノや出来事の捉え方を反映しています。日本語話者は出来事を「見え」のまま認識するのに対して、英語話者は出来事をメタ認知的に捉える認識であり、このために世界の切り取り方が異なっています。本書ではこの認識の違いが日英語の言語的特徴に表れていることを具体的な事例を挙げて述べ、認知的側面から「日本語の世界」「英語の世界」の本質を明らかにします。
目次 第1章 認知文法からのアプローチ(認知文法の言語観;日英語話者の出来事認識の違いと言語表現;まとめ);第2章 空間認識と言語表現(英語の不定詞と動名詞;英語の現在完了の本質;日本語の「た」の意味;英語の現在時制と過去時制;日英語話者の能動・受動の感覚の違いと言語表現);第3章 視点と言語化(日英語における冠詞の発達の有無;日英語話者の集合の認識の違いと日本語の類別詞の発達;日英語の二重目的語構文;日本語の助詞「の」と英語のNP’sN/the N of NP;日本語の「行く」/「来る」と英語の‘go’/‘come’);第4章 概念空間と出来事の認知処理と言語化(日英語の移動表現;日本語の「Vテイル」と英語の進行形(be V‐ing);英語の存在表現)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7589-2562-4   4-7589-2562-3
書誌番号 1113428372
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113428372

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