フランス革命とナポレオン独裁を生きぬいた自由主義の母 --
工藤庸子 /著   -- 東京大学出版会 -- 2016.10 -- 22cm -- 290,63p

資料詳細

タイトル 評伝スタール夫人と近代ヨーロッパ
副書名 フランス革命とナポレオン独裁を生きぬいた自由主義の母
著者名等 工藤庸子 /著  
出版 東京大学出版会 2016.10
大きさ等 22cm 290,63p
分類 950.28
件名 ヨーロッパ-歴史-18世紀 , ヨーロッパ-歴史-19世紀
個人件名 スタール,マダム・ド
注記 年譜あり 索引あり
著者紹介 1944年浦和生まれ 1969年東京大学文学部卒業 東京大学大学院総合文化研究科教授(地域文化研究),放送大学教授をへて 現在東京大学名誉教授 主要著訳書『ヨーロッパ文明批判序説―植民地・共和国・オリエンタリズム』(東京大学出版会,2003年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 スタール男爵の妻ジェルメーヌは革命に参画し、卓越した政治論を残した。独裁に抗いながら個人の自由を求めつづけた彼女の知的営みとその生涯を著作の綿密な分析を通して跡付け、「近代ヨーロッパ」を問い直す。
要旨 革命勃発時のパリに生き、スタール男爵の妻となったジェルメーヌ―彼女は並々ならぬ情熱で革命に参画し、卓越した政治論を残した。独裁に抗いながら個人の自由を求めつづけたスタール夫人の知的営みとその生涯を、著作の綿密な分析を通して跡づける「知性の評伝」。「近代ヨーロッパ」を問い直す、比類なき挑戦の書。
目次 第1章 生い立ち―ルイ十六世の大臣ネッケルの娘―一七六六~八九年(母の秘蔵っ子;啓蒙の世紀と女たちのサロン ほか);第2章 革命とサロンのユートピア―一七八九~九五年(王権の失墜;スタール夫人のサロン(第一期) ほか);第3章 政治の季節―一七九五~一八〇〇年(選択としての共和主義―『国内平和についての省察』(一七九五年執筆、死後出版一八二〇年)『情念論』(一七九六年);総裁政府とスタール夫人のサロン(第二期) ほか);第4章 文学と自由主義―一八〇〇~一〇年(革命の終結と独裁者ボナパルト;『文学論』(一八〇〇年)―「新旧論争」から「南と北の文明論」へ ほか);第5章 反ナポレオンと諸国民のヨーロッパ―一八一〇~一七年(宗教と哲学とロマン主義―到達点としての「精神の昂揚」;亡命者としてヨーロッパを見る―『追放十年』(死後出版一八二〇年) ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-010131-8   4-13-010131-5
書誌番号 1113429866
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113429866

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