植民地/占領経験とナショナリズム -- 和泉選書 --
坂堅太 /著   -- 和泉書院 -- 2016.10 -- 20cm -- 223p

資料詳細

タイトル 安部公房と「日本」
副書名 植民地/占領経験とナショナリズム
シリーズ名 和泉選書
著者名等 坂堅太 /著  
出版 和泉書院 2016.10
大きさ等 20cm 223p
分類 910.268
個人件名 安部 公房
著者紹介 1984年、大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、三重大学人文学部特任講師。専攻は日本近現代文学。主要業績に「東宝サラリーマン映画の出発―家族主義的会社観について―」(『人文論叢』第33号、2016年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 「複雑」なナショナリズム. 主観的被害者か、客観的加害者か. 〈帰郷〉出来なかった引揚者をめぐって. 安部公房と「一九五六年・東欧」. 脱植民地化としての引揚げ. 「アメリカ」とナショナリズム
内容紹介 ナショナリズムに積極的意義を見出していた1950年代の安部公房の創作活動に焦点を当て、満洲での植民地支配者体験、そして占領下日本での被支配者体験がテクストに与えた影響を分析。無国籍的・国際的という作家神話を問い直す。
要旨 満洲での植民地“支配者体験”、占領下日本での“被支配者体験”。作品に与えた影響をとらえ、安部公房と「日本」というテーマを再考する。
目次 序章;第1章 「複雑」なナショナリズム―「国民文学」を巡る問題;第2章 主観的被害者か、客観的加害者か―「変形の記録」における死人形象と戦争責任論;第3章 “帰郷”出来なかった引揚者をめぐって―『開拓村』論;第4章 安部公房と「一九五六年・東欧」;第5章 脱植民地化としての引揚げ―「けものたちは故郷をめざす」論;終章 「アメリカ」とナショナリズム
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0810-8   4-7576-0810-1
書誌番号 1113430047
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113430047

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