特撮映画・SFジャンル形成史 --
森下達 /著   -- 青弓社 -- 2016.10 -- 21cm -- 286p

資料詳細

タイトル 怪獣から読む戦後ポピュラー・カルチャー
副書名 特撮映画・SFジャンル形成史
著者名等 森下達 /著  
出版 青弓社 2016.10
大きさ等 21cm 286p
分類 778.21
件名 映画-日本-歴史-1945~ , 空想科学小説-日本-歴史-1945~
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1986年、奈良県生まれ 京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京都大学博士(文学) 東京成徳大学人文学部助教 専攻はポピュラー・カルチャー研究 共著に『複数の「ヒロシマ」』(青弓社)、論文に「原子力の「夢」と「幻滅」」(「二十世紀研究」第14号)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1950年代から80年代までの「ゴジラ」や「モスラ」などの特撮映画の歩みと、60年代・70年代のSF作品や文芸評論家の論争を分析。戦後のポピュラー・カルチャーが非政治的なジャンルとなったプロセスを照らし出す。
要旨 1950年代から80年代までの『ゴジラ』や『モスラ』などの特撮映画の歩みをたどり、その想像力を支えた60年代・70年代のSFの動向も整理する。そして、3・11後の文化状況や『シン・ゴジラ』も射程に収め、戦後日本のポピュラー・カルチャーが社会的・政治的なものと距離を置くようになったプロセスを解析する。
目次 序章 「非政治的」な領域としてのポピュラー・カルチャー;第1章 『ゴジラ』をめぐる批評の力学―「平和への悲願」の意味;第2章 「空想科学映画」の射程―『空の大怪獣ラドン』『地球防衛軍』;第3章 現実の批判者としての怪獣・怪人―文学者の実践と「特撮映画」;第4章 SF規範をめぐる科学と政治―「SF(日本SF)」が切り捨てたもの;第5章 「軽薄」であることの意味と価値―「SF(日本SF)」、テレビ、怪獣;第6章 キャラクター消費という問題―「特撮映画」ジャンルの再編と「オタク第一世代」;終章 キャラクターは「政治的」足りうるか―近年の文学的・美術的実践と「特撮映画」ジャンル
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-7392-5   4-7872-7392-2
書誌番号 1113430983

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 778/モ 一般書 貸出中 - 2057763682 iLisvirtual
公開 Map 778/モ 一般書 利用可 - 2057805911 iLisvirtual