新自由主義社会における〈感情の構造〉 --
フレデリック・ロルドン /著, 杉村昌昭 /訳   -- 作品社 -- 2016.11 -- 20cm -- 280p

資料詳細

タイトル 私たちの“感情”と“欲望”は、いかに資本主義に偽造されてるか?
副書名 新自由主義社会における〈感情の構造〉
著者名等 フレデリック・ロルドン /著, 杉村昌昭 /訳  
出版 作品社 2016.11
大きさ等 20cm 280p
分類 332.06
件名 資本主義 , 感情 , 欲求
注記 原タイトル:La societe des affects
注記 文献あり
著者紹介 【フレデリック・ロルドン】フランスの経済学者・思想家。「フランス国立科学研究センター」(CNRS)、および「ヨーロッパ社会学センター」(CSE)の研究ディレクター。1962年生まれ。社会科学高等研究学院(EHESS)で博士号を取得。世界金融危機、欧州債務危機に対して、世界金融の構造分析の専門家としての著作を矢継ぎ早やに世に問い、いま最も先鋭的な経済学者として注目を浴びている。2016年、欧州を震撼させた大衆的抗議運動「夜、立ち上がれ(ニュイ・ドゥブ)」(Nuit debout)では、理論的リーダーとして活躍し、今やまさに“時の人”となっている。邦訳書に、『なぜ私たちは、喜んで“資本主義の奴隷”になるのか?--新自由主義社会における欲望と隷属』(杉村昌昭訳、作品社)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「欲望」と「感情」を棚上げにしてきた人文・社会科学. 社会を動かす“感情”と“欲望”を構造分析する. 哲学と社会科学は新たな結合に向かうのか?. 形式システムからスペクトル・システムへ. 感情の構造主義のために. 経済的危機の感情. 正当性は存在しない. 制度の力. 自発的隷従は存在しない. 幸せな愚か者たち
内容紹介 私たちの“感情”と社会を動かす“欲望”の構造を分析。その“偽造”のメカニズムをスピノザ哲学と社会科学の結合によって解明する。「怒れる若者たち」に支持される経済学者による、最先鋭の資本主義批判。
要旨 今、「怒れる若者たち」に熱狂的に支持される経済学者ロルドン―その“偽造”のメカニズムをスピノザ哲学と社会科学の結合によって解明した最先鋭の資本主義批判。
目次 序論 社会を動かす“感情”と“欲望”を構造分析する;第1部 再交差―社会科学と哲学の新たな結合(哲学と社会科学は新たな結合に向かうのか?;形式システムからスペクトル・システムへ―スピノザ主義的政治経済学の道程);第2部 構造―人間とは感情を持ったロボットである(感情の構造主義のために;経済的危機の感情);第3部 制度―その正当性と権威とは何か?(正当性は存在しない―スピノザ主義的制度論のための諸要素;制度の力);第4部 個人―同意と支配、自発的隷属、そして叛乱(自発的隷従は存在しない―同意と支配(スピノザとブルデューの場合);幸せな愚か者たち―反新自由主義者になるためにもう少し努力せよ!)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86182-602-3   4-86182-602-0
書誌番号 1113431085
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113431085

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 332.0 一般書 利用可 - 2057770760 iLisvirtual