PHP文庫 --
安藤優一郎 /著   -- PHP研究所 -- 2016.11 -- 15cm -- 372p

資料詳細

タイトル 「街道」で読み解く日本史の謎
シリーズ名 PHP文庫
著者名等 安藤優一郎 /著  
出版 PHP研究所 2016.11
大きさ等 15cm 372p
分類 210.04
件名 日本-歴史 , 日本-交通-歴史
注記 文献あり
内容紹介 さびれた小村の港が「巨大都市」横浜に変貌した理由とは?なぜ日本人は富士山頂へ続く道を生み出したのか?人の往来や物流の大動脈であり、歴史の分岐点ともなった“街道”に注目し、日本史の20の謎に新たな光を当てる。
要旨 なぜ鎌倉は「武家の都」として繁栄したのに、その後、顧みられなくなったのか。どうして小田原は、北条氏が滅亡しても江戸時代に栄えたのか―。そのカギとなるのが、“街道”だ。本書は、人の往来や物流の大動脈であり、歴史の分岐点ともなった街道の役割に注目して、日本史の20の謎に新たな光を当てるもの。従来にない視点から、驚きと再発見の“知的興奮”を存分に味わえる。文庫書き下ろし。
目次 なぜ品川は、江戸・東京の「玄関口」であり続けるのか?―日本の将来を決めた「物流大動脈」;なぜ街道から離れた小村が、「巨大都市」横浜に変貌したか?―幕末の「政治力学」が生んだ奇跡;なぜ鎌倉は「戦場の古都」となり、表舞台から消えたのか?―敵も味方も引き寄せた「戦の道」;なぜ北条氏が滅亡しても、小田原は「戦略拠点」だったか?―家康が受け継いだ「関東ネットワーク」;なぜ関所のある江戸時代に、「観光大国」が誕生したか?―規制が現実に「追いつかない」とき;なぜ「天城越え」の往来は、江戸時代に不可欠だったか?―「艱難辛苦」の先に待っていたもの;なぜ日本人は「富士山頂」へと続く道を生み出したか?―そこは神と仏の「特別な世界」;なぜ甲州街道は、甲府を過ぎて信濃の「中山道」まで続くのか?―秘められた「武田信玄の上洛」;なぜ日光例幣使は、幕府・朝廷の「微妙な関係」の象徴なのか?―「京都と日光」が結ばれた謎;なぜ上杉謙信は大軍を率いて、「越山」を繰り返したのか?―関東を目指す「本当の理由」;なぜ江戸っ子は「秋葉神社」へ遠い参詣の旅に出たのか?―「火災多発都市」の切実な思い;なぜ善光寺の「御本尊」は四十年余り、諸国を流転したか?―戦国乱世に訪れた「街道の危機」;なぜ源義仲は、頼朝より先に「平家の都落ち」を実現できたか?―「北陸道」と「東海道」の主導権争い;なぜ和宮の「婚礼行列」は東海道から変更されたのか?―「中山道」がまさった本当の理由;なぜ塩街道から、日本の「民間運送業者」は拡大したか?―実力で勝ち取った「規制緩和」;なぜ美濃街道こそが、信長の「天下取りの街道」だったか?―街道を制する者が「京都を制す」;なぜ石田三成は、関ヶ原を「天下分け目」の戦場に選んだか?―家康の「中山道制圧」を阻止せよ!;なぜ秀吉は「美濃大返し」で最大のピンチを逆転できたか?―「速度」こそが包囲網を打ち破る;なぜ「三人の天下人」の姿が、朝鮮人街道には見えるのか?―朝鮮通信史が通った「将軍専用の道」;なぜ大海皇子の挙兵は「大津京を制する」ことができたか?―「瀬田の唐橋」までの包囲網
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-76568-6   4-569-76568-8
書誌番号 1113431486
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113431486

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公開 文庫本 210 一般書 貸出中 - 2057841110 iLisvirtual