現代知覚理論・時間論・心の哲学との接続 --
平井靖史 /編, 藤田尚志 /編, 安孫子信 /編, ポール=アントワーヌ・ミケル /ほか著   -- 書肆心水 -- 2016.11 -- 21cm -- 383p

資料詳細

タイトル ベルクソン『物質と記憶』を解剖する
副書名 現代知覚理論・時間論・心の哲学との接続
著者名等 平井靖史 /編, 藤田尚志 /編, 安孫子信 /編, ポール=アントワーヌ・ミケル /ほか著  
出版 書肆心水 2016.11
大きさ等 21cm 383p
分類 135.4
件名 物質と記憶
個人件名 ベルクソン,アンリ
注記 索引あり
著者紹介 【平井靖史】福岡大学人文学部・教授。ベルクソンおよびライプニッツを中心とする近現代フランス哲学。1971年生。主な業績に合田正人との共訳によるベルクソン『意識に直接与えられたものについての試論』(ちくま学芸文庫、2002年)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序論 平井靖史著. 外界の存在について ポール=アントワーヌ・ミケル著 米田翼訳. ベルクソンと「記憶の科学」の台頭 三宅岳史著. 現代から見るベルクソンの二元論 ジョエル・ドルボー著 木山裕登訳. 記憶と歴史 合田正人著. ベルクソン、ギブソン、そして外界のイメージ スティーヴン・E・ロビンズ著 岡嶋隆佑訳. ベルクソンと生態心理学 河野哲也著. 哲学と認知心理学を定義する セバスチャン・ミラヴェット著 山根秀介訳. 現在の厚みとは何か? 平井靖史著. 中立一元論、時間経験、そして時間 バリー・デイントン著 岡嶋隆佑訳. ベルクソンにおける収縮概念について 岡嶋隆佑著. 何が記憶を一列に並べるのか? 伊佐敷隆弘著. 共存と時間の流れ エリー・デューリング著 清塚明朗訳. 知覚と記憶の接続・脱接続 郡司ペギオ幸夫著. われらベルクソン主義者京都宣言 エリー・デューリング著 ポール=アントワーヌ・ミケル著 藤田尚志訳
内容紹介 難解書とされてきた『物質と記憶』。近年の「意識の科学」と「分析形而上学」の発展により、ベルクソンがそもそも意図した「実証的形而上学」の意味で『物質と記憶』を読み解く準備が整ってきたことを示す画期的論集。
要旨 拡張ベルクソン主義宣言!時代にあまりに先駆けて世に出たがゆえに難解書とされてきた『物質と記憶』。最近の「意識の科学」(認知神経学・認知心理学・人工知能学)と「分析形而上学」(心の哲学・時間論)の発展により、ベルクソンがそもそも意図した「実証的形而上学」の意味で『物質と記憶』を読み解く準備がようやく整ってきたことを示す画期的論集。
目次 第1部 記憶と心身問題(科学認識論・汎心論・局在論)(外界の存在について;ベルクソンと「記憶の科学」の台頭;現代から見るベルクソンの二元論;記憶と歴史―リクールからのベルクソン再読);第2部 知覚(アフォーダンス・認知科学・現在意識)(ベルクソン、ギブソン、そして外界のイメージ;ベルクソンと生態心理学―身体の記憶と宇宙の記憶;哲学と認知心理学を定義する―ベルクソン哲学の知覚理論とブルーナーの認知心理学の分析を通して;現在の厚みとは何か?―ベルクソンの二重知覚システムと時間存在論);第3部 時間(分析形而上学・物理・出来事存在論)(中立一元論、時間経験、そして時間―ベルクソンへの分析的視座;リプライ論文 ベルクソンにおける収縮概念について―デイントンおよび平井へのリプライ;何が記憶を一列に並べるのか?;共存と時間の流れ;知覚と記憶の接続・脱接続―デジャビュ・逆ベイズ推論);特別付録 われらベルクソン主義者 京都宣言
ISBN(13)、ISBN 978-4-906917-60-0   4-906917-60-7
書誌番号 1113433904

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