字体と漢字情報 --
石塚晴通 /監修, 高田智和 /編, 馬場基 /編, 横山詔一 /編   -- 勉誠出版 -- 2016.11 -- 22cm -- 432p

資料詳細

タイトル 漢字字體史研究 2
各巻タイトル 字体と漢字情報
著者名等 石塚晴通 /監修, 高田智和 /編, 馬場基 /編, 横山詔一 /編  
出版 勉誠出版 2016.11
大きさ等 22cm 432p
分類 821.2
件名 漢字-歴史
著者紹介 【石塚晴通】北海道大学名誉教授。専門は国語学、敦煌学、文字学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:字体と漢字情報 石塚晴通著. 草体漢字と字体標準 山田健三著. 字体の定義からみる字体表・字体一覧、字体画像データ 佐藤栄作著. 誤字と漢字教育の関係性 岡墻裕剛著. 字体規範意識のデータサイエンス 横山詔一著. 初唐の標準字体の再検討 斎木正直著. 漢字字体規範史データベースから見た『新訳華厳経音義私記』の字体 賈智著. 歴史的文字分析と字体情報 井上幸著 方国花著. 近世から近代日本における異体字使用の変化 山下真里著. 「漢字字体規範史データベース」の利用 萩原義雄著. CHISEによるHNGデータ収録の試み 守岡知彦著. コーパス構築における字体の問題とその処理 須永哲矢著 堤智昭著. 「人情本コーパス」の表記情報アノテーション 藤本灯著 高田智和著. 非漢字系日本語学習者の漢字学習の支援を目指す漢字構造記述 ガリーナ ヴォロビヨワ著 ヴィクトル ヴォロビヨフ著. SAT大蔵経データベースをめぐる漢字情報 永崎研宣著. 歴史的文字に関する経験知・暗黙知の蓄積と資源化の試み 馬場基著. 歴史的文字分析の視点をめぐって 宮﨑肇著. 歴史的文字に関する経験知のデータ化と共有手法 高田祐一著. デジタル技術による分析と経験値の融合にむけて 耒代誠仁著. 漢字字体と文献の生活との関係 石塚晴通著 高田智和著. 平安時代漢字字書総合データベース構築の方法と課題 池田証壽著. 開成石経と拓本文字データベース 安岡孝一著. 文字画像データベースの連携について 井上聡著. 文字データベース連携の課題 山田太造著
内容紹介 有史以来、人の生活とともに文字はあった。各地域における文字のあり方への意識はどのような歴史的変遷を辿っていったのか。諸分野を横断した字体と漢字情報に関する最先端の議論から、これからの文字研究、人文学研究を考える。
要旨 有史以来、人間の生活とともに文字はあった。特に中国周辺民族の間では漢字が文字生活の基盤となり、さまざまに変容しながら各地で独自の展開を示していった。各地域における文字のあり方への意識はどのような歴史的変遷をたどっていったのか。人々の歴史を記す木簡や古文書・古記録類などの文字史料解読の経験と蓄積はいかにして共有・継承されうるのか。これらを明らかにする研究活動を基盤として展開される文字符号や文字情報に関するデータベースの連携はいかなる研究環境を新たに作り出してきているのか。日本語学・文献学・歴史学・考古学・仏教学・心理学・情報学・日本語教育学等、諸分野を横断した字体と漢字情報に関する最先端の議論から、これからの文字研究、人文学研究を考える。
目次 第1部 字体論と字体意識(草体漢字と字体標準;字体の定義からみる字体表・字体一覧、字体画像データ ほか);第2部 字体史研究(初唐の標準字体の再検討;漢字字体規範史データベースから見た『新訳華厳経音義私記』の字体 ほか);第3部 字体のデジタル記述(CHISEによるHNGデータ収録の試み;コーパス構築における字体の問題とその処理 ほか);第4部 歴史的文字の経験知の共有資源化(歴史的文字に関する経験知・暗黙知の蓄積と資源化の試み;歴史的文字分析の視点をめぐって ほか);第5部 文字データベースと連携(漢字字体と文献の性格との関係―「漢字字体規範史データベース(石塚漢字字体資料)」の文献選定;平安時代漢字字書総合データベース構築の方法と課題―『類聚名義抄』を中心にして ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-28029-3   4-585-28029-4
書誌番号 1113433913
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113433913

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