原発避難と国民の「不理解」をめぐって -- ちくま文庫 --
山下祐介 /著, 市村高志 /著, 佐藤彰彦 /著   -- 筑摩書房 -- 2016.11 -- 15cm -- 414p

資料詳細

タイトル 人間なき復興
副書名 原発避難と国民の「不理解」をめぐって
シリーズ名 ちくま文庫
著者名等 山下祐介 /著, 市村高志 /著, 佐藤彰彦 /著  
出版 筑摩書房 2016.11
大きさ等 15cm 414p
分類 543.5
件名 福島第一原発事故(2011) , 避難
注記 明石書店 2013年刊の再刊
内容紹介 福島では形だけの復興がうたわれ、政府は避難指示解除へと突き進んでいる。被災者の避難体験と、原発自治体の赤裸々な告白を読み解き、対話を積み重ねて「人間のための復興」とは何かを問い直す。事故の本質を鋭く衝いた警世の書。
要旨 福島第一原発事故後、廃炉の見通しもなく国は「新しい安全神話」を振りかざし、避難者帰還政策を進めている。人を「数」に還元した復興や分かったつもりの国民の「不理解」がこの国をあらぬ方向へ導いている。被災者の凄惨な避難体験と、原発自治体の暮らしの赤裸々な告白を、社会学者が読み解き、対話を積み重ねて「人間のための復興」とは何かを問い直す。事故の本質を鋭く衝いた警世の書。
目次 第1章 「不理解」のなかの復興(理解の難しい問題;復興とは何か? ほか);第2章 原発避難とは何か―被害の全貌を考える(二つの避難から帰還政策へ―事故からの2年を振り返る;避難の経緯とその心性―何からどう逃げてきたのか? ほか);第3章 「原発国家」の虚妄性―新しい安全神話の誕生(原発立地は理解できるか?;「なんで原発のそばに住んでいたの?」 ほか);第4章 「ふるさと」が変貌する日―リスク回避のために(「ふるさと」を失ったのではない、「ふるさと」になってしまった;津波被害との違い―賠償と放射線リスク ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-43400-5   4-480-43400-3
書誌番号 1113433991

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