長田弘 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2016.11 -- 20cm -- 178p

資料詳細

タイトル 幼年の色、人生の色
著者名等 長田弘 /〔著〕  
出版 みすず書房 2016.11
大きさ等 20cm 178p
分類 914.6
著者紹介 詩人.1939年福島市に生まれる.1963年早稲田大学第一文学部卒業.1965年詩集『われら新鮮な旅人』(definitive edition みすず書房)でデビュー.毎日出版文化賞(1982)などを受賞.最初の詩集から50年間18冊の詩集471篇の詩を収めた『長田弘全詩集』(みすず書房)を2015年に刊行.2015年5月3日永眠.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 2015年5月に75歳で亡くなった詩人が最後に編んでいた自選エッセー集。幼少年時の記憶、漢詩の魅力、アメリカの旅と詩、ボブ・ディラン、クラシック音楽、猫…。人生の終わりに思い起こして残したいことばかりが綴られた38篇。
要旨 「そのとき何を考えていたか覚えていなくとも、そのときそのときじぶんをつつんでいた時間の色あいは、後になればなるほど、じぶん自身の人生の色として、記憶のなかにますますあざやかになる。世界が色として現われてのこるのが、わたしたちが人生とよぶものの相ではないのだろうか。」「『灯りの下に自由ありき。灯りの下の自由は言葉なりき。』最初に手に入れた、首の曲がる、じぶんだけの電気スタンドの下で見つけてからずっと、いまも胸中にあるわが箴言です。」「雨にけぶるブルーグラスの州ケンタッキーの、静かでうつくしい街レキシントンのショッピング・モールで、金いろにかがやいてゆっくりと回ってゆくメリー・ゴー・ラウンドを見ていたとき、ふっと抱いた一瞬の思いを、いまもまだ鮮明に覚えている。人生とよばれるものは、一周するたびに一つずつ歳をとってゆく回転木馬のようなものだと。」場所と記憶、漢詩、アメリカ、ボブ・ディラン、クラシック音楽、猫や人との出会いと別れ…。詩人みずから最後に編んだ、この自選エッセー集は、晩年の仕事(Later Works)であるとともに、等身大の長田弘をよく伝える小さな一冊となっている。
目次 1(幼年の色、人生の色;むかし、霧積温泉で;少年のじぶんに出会う場所 ほか);2(ふみよむあかり;笑う詩人;市井ニテ珠玉ヲ懐クモノ ほか);3(回転木馬のように;へそまがりの老人のこと;アメリカの旅の思い出 ほか);4(はじまりは流浪の民;音楽で測る時間;時間の贈り物 ほか);5(「ねこに未来はない」;猫と蕎麦;猫の言葉をまなぶ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08557-7   4-622-08557-7
書誌番号 1113434444
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113434444

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