講談社文芸文庫 --
加藤典洋 /〔著〕   -- 講談社 -- 2016.11 -- 16cm -- 573p

資料詳細

タイトル 戦後的思考
シリーズ名 講談社文芸文庫
著者名等 加藤典洋 /〔著〕  
出版 講談社 2016.11
大きさ等 16cm 573p
分類 914.6
注記 1999年刊の加筆・訂正
注記 著作目録あり 年譜あり
内容紹介 日本の戦前と戦後はなぜ「つながらない」のか。「敗戦後論」から「戦後的思考」へ。ルソーから三島由紀夫まで、緻密な分析と真摯な思考から生まれる、スリリングな論考。
要旨 一九九五年、戦後五十年目に発表された「敗戦後論」は、単行本刊行後、百を越える批判を左右両翼から浴びた。本書はその反響の醒めぬなか、それらを正面から受け止め、「批判者の『息の根』をとめるつもり」で書き始められた。“戦後的思考”とは何か。戦前と戦後を繋ぐものとは?今こそ我々に必要な、生きた思想と格闘する画期的論考を、増補改訂を施し、二十一世紀に再度問う。解説・東浩紀。
目次 第1部 戦後的思考とは何か(一九九七年の「歴史主体論争」―日本・ドイツ・韓国);第2部 戦前―誤りをめぐって(罪責感を超えるもの―吉本隆明「転向論」の意味;戦争体験の世界性―『戦艦大和ノ最期』と「大衆の原像」);第3部 戦後―私利私欲をめぐって(市民と公民のあいだ―アーレント・ヘーゲル・マルクス;私利私欲と公的なもの―ルソーからドストエフスキーへ);第4部 戦前と戦後をつなぐもの(天皇と戦争の死者―昭和天皇VS三島由紀夫)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-290328-8   4-06-290328-8
書誌番号 1113434471

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