二〇世紀日本の小説・空間・メディア --
日比嘉高 /著   -- 笠間書院 -- 2016.11 -- 21cm -- 252p

資料詳細

タイトル 文学の歴史をどう書き直すのか
副書名 二〇世紀日本の小説・空間・メディア
著者名等 日比嘉高 /著  
出版 笠間書院 2016.11
大きさ等 21cm 252p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後 , 日本文学研究
注記 索引あり
著者紹介 名古屋市出身。金沢大学文学部卒、筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科修了。博士(文学)。筑波大学文芸・言語学系助手、京都教育大学教育学部講師、同准教授を経て、2009年4月より現職(名古屋大学大学院文学研究科准教授)。カリフォルニア大学ロサンゼルス校日本研究センター客員研究員(2002‐2003)、ワシントン大学客員研究員(2009)。近現代日本文学・文化、移民文学、出版文化が専門。著書・論文に『〈自己表象〉の文学史-自分を書く小説の登場』(翰林書房 2002年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:身体と空間と心と言葉の連関をたどる. 文学から土地を読む、土地から文学を読む. 鉄道と近代小説. 笑いの文脈を掘り起こす. 作品の死後の文学史. 人格論の地平を探る. 文学と美術の交渉. 表象の横断を読み解く. 声の複製技術時代. 風景写真とまなざしの政治学. 誰が展覧会を見たのか
内容紹介 文学の歴史を書き直すために、何に出会い、どう書くか。「文学研究」を取り囲む“枠”と格闘し、どうもがいたか。様々な切り口が誘う、近代日本文学研究の可能性。「空間」「文学史」「メディア」をテーマに、全11章で考える。
要旨 既存の思考の呪縛のうちにある、「文学研究」を取り囲む“枠”と格闘し、どうもがいたか。「空間」「文学史」「メディア」をテーマに、全11章で考えていく。
目次 第1部 言葉と空間から考える(身体と空間と心と言葉の連関をたどる―梶井基次郎「檸檬」;文学から土地を読む、土地から文学を読む―菊池寛「身投げ救助業」と琵琶湖疏水;鉄道と近代小説―近松秋江「舞鶴心中」と京都・舞鶴);第2部 文学作品と同時代言説を編み変える(笑いの文脈を掘り起こす―二葉亭四迷「浮雲」;作品の死後の文学史―夏目漱石「吾輩は猫である」とその続編、パロディ;人格論の地平を探る―夏目漱石「野分」 ほか);第3部 メディアが呼ぶ、イメージが呼ぶ(声の複製技術時代―複合メディアは“スポーツ空間”をいかに構成するか;風景写真とまなざしの政治学―創刊期『太陽』挿画写真論;誰が展覧会を見たのか―文学関連資料から読む文展開設期の観衆たち)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70823-6   4-305-70823-X
書誌番号 1113437581

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 910.26 一般書 利用可 - 2058504427 iLisvirtual