連帯と排除の相克 --
津田正太郎 /著   -- 勁草書房 -- 2016.11 -- 22cm -- 352p

資料詳細

タイトル ナショナリズムとマスメディア
副書名 連帯と排除の相克
著者名等 津田正太郎 /著  
出版 勁草書房 2016.11
大きさ等 22cm 352p
分類 361.45
件名 マス・コミュニケーションと社会 , ナショナリズム , マス・メディア
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1973年大阪府生まれ.1997年慶應義塾大学法学部政治学科卒業.2001年サセックス大学大学院(Media Studies,MA)修了.2003年慶應義塾大学大学院法学研究科単位取得退学.財団法人国際通信経済研究所を経て、法政大学社会学部教授.主要著作:『公共放送BBCの研究』(共著,ミネルヴァ書房,2011年)など.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「彼ら」のナショナリズムから「われわれ」のナショナリズムへ. 近代化論における「革命なきナショナリズム」の肯定. 社会的コミュニケーション論におけるナショナリズム観. ナショナリズム概念の再検討. ナショナリズムは肯定できるか. ナショナリズムは福祉を促進しうるか. 同胞を疑うナショナリズム. マスメディアはいかに連帯を構築するのか. ナショナリズムの排他性はいかに緩和されるか. 冷戦期米国のマスコミュニケーション研究における宣教師的ナショナリズム
内容紹介 生活保護バッシングにみられるように、「同じ国民だから」という理由によって互いを支え合う国民的連帯は危機に瀕している。新たな連帯の構想に、ナショナリズムとマスメディアが果たすべき役割を探る。
要旨 ナショナリズムとマスメディアの関係をどう捉えるのか。マスメディアが人びとの連帯のために果たすべき役割とは。ナショナリズムの分析と規範理論を架橋する!
目次 序章 「彼ら」のナショナリズムから「われわれ」のナショナリズムへ;第1章 近代化論における「革命なきナショナリズム」の肯定―コミュニケーション発展論とその「政治的なもの」の欠落について;第2章 社会的コミュニケーション論におけるナショナリズム観―相互理解の促進と排他性のジレンマ;第3章 ナショナリズム概念の再検討―理念的/認識的ナショナリズムとマスメディア;第4章 ナショナリズムは肯定できるか―差異の(不)可視化とマスメディア;第5章 ナショナリズムは福祉を促進しうるか―政策形成過程における言説とマスメディアの役割;第6章 同胞を疑うナショナリズム―国民共同体の物語とマスメディア;第7章 マスメディアはいかに連帯を構築するのか―共感原理の可能性と危険性;第8章 ナショナリズムの排他性はいかに緩和されるか―シティズンシップの民主主義的拡張とマスメディア;補論 冷戦期米国のマスコミュニケーション研究における宣教師的ナショナリズム―マスメディアの影響に関する言説とその政治的文脈
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-60294-0   4-326-60294-5
書誌番号 1113438533

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 361.45 一般書 利用可 - 2057893470 iLisvirtual