日本の20世紀建築遺産 --
松隈洋 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2016.11 -- 20cm -- 263p

資料詳細

タイトル ル・コルビュジエから遠く離れて
副書名 日本の20世紀建築遺産
著者名等 松隈洋 /〔著〕  
出版 みすず書房 2016.11
大きさ等 20cm 263p
分類 523.1
件名 建築-日本-歴史
著者紹介 1957年兵庫県生まれ.1980年,京都大学工学部建築学科卒業後,前川國男建築設計事務所に入所.2000年,京都工芸繊維大学助教授,2008年,同教授.博士(工学).DOCOMOMO Japan代表,文化庁国立近現代建築資料館運営委員.著書『ルイス・カーン――構築への意志』(丸善1997)ほか.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:一パーセントの意味. 「平凡な建築」ということ. アントニン・レーモンドと所員たち. ジャパニーズ・モダン. プレモスというミッション. 遺産としての建築写真. 神奈川県立図書館・音楽堂ができるまで. 小さな教会の大きな世界. ル・コルビュジエの見た日本. 弟子たちの軌跡. 都心のキャンパス. 集まって住む風景. 建築は誰のものか. 大学セミナーハウス. 戦没学徒記念若人の広場. 「物」としての建築. 石を積む. 村野藤吾の都市. 定点観測点としての東京駅
内容紹介 前川國男、坂倉準三、吉阪隆正ほかル・コルビュジエ派が主流をなす日本の近代建築。代表的作品の建設経緯を紹介し、保存への道を探る。1955年、日本滞在時のル・コルビュジエの足跡を克明に追ったドキュメントも収録。
要旨 「鉄筋コンクリートや鉄骨という構造体と工業化された新しい材料を用いて、時間のなかで成熟する持続的な建築が実現できるのか。また、デザインという意識的な方法によって、生活のなかに浴けこんで地となるような建築を生みだすことができるのか。さらには普遍性と合理性を追求した結果、それまでの建築がもっていた地域性や風土性はどのようにして継承できるのか。モダニズム建築にはこのような新たな難問が立ちはだかったのである。…そしてそうした課題と真摯に向きあった日本のモダニズム建築を、私たちはそれとは気づかずにすでにいくつももちえてきた」2016年7月、「ル・コルビュジエの建築作品」として世界遺産に登録された国立西洋美術館―その実施設計と監理は前川國男、坂倉準三、吉阪隆正による。戦後日本の近代建築は彼ら三人の弟子たちを中心に「ル・コルビュジエ派」によって推し進められてきたが、現在ほぼ半世紀前の建物群が「モダン・ムーヴメントの貴重な作品」と認定されつつも取り壊しの危機に晒されている。京都会館、大学セミナーハウス、戦没学徒記念若人の広場ほか代表作の生まれた歴史的背景や設計プロセスを新たに掘り起こし、保存・活用すべき「私たちの時代の建築」として提示する。1955年、国立西洋美術館設計のため来日したル・コルビュジエの足跡を追ったドキュメントも収録。
目次 1(「平凡な建築」ということ―戦時下の吉田鉄郎;アントニン・レーモンドと所員たち;ジャパニーズ・モダン―シャルロット・ペリアンと日本);2(プレモスというミッション―前川國男の復興住宅;遺産としての建築写真―旧紀伊國屋書店;神奈川県立図書館・音楽堂ができるまで;小さな教会の大きな世界―吉村順三と戸村一作);3(ル・コルビュジエの見た日本―たった一度の短い滞在;弟子たちの軌跡―ル・コルビュジエから遠く離れて);4(都心のキャンパス―大江宏と法政大学校舎;集まって住む風景―公団阿佐ヶ谷住宅;建築は誰のものか―京都会館再整備計画をめぐって;大学セミナーハウス―吉阪隆正の有形学;戦没学徒記念若人の広場―丹下健三の知られざる建築);5(「物」としての建築―白井晟一と前川國男;石を積む―白井晟一の建築;村野藤吾の都市;定点観測としての東京駅)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08529-4   4-622-08529-1
書誌番号 1113439033
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113439033

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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