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【図書】 昭和前期女性文学論

新・フェミニズム批評の会 ／編   -- 翰林書房 -- ２０１６．１０ -- ２２ｃｍ -- ５１１ｐ

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タイトル 昭和前期女性文学論
著者名等 新・フェミニズム批評の会 ／編  
出版 翰林書房 ２０１６．１０
大きさ等 ２２ｃｍ ５１１ｐ
分類 910.26
件名 日本文学－歴史－昭和前期 , 女性作家－日本－歴史－昭和前期 , 女性－文学上 , 女性問題
注記 年表あり
内容 内容：方法としての〈放浪記〉　岩見照代著．　岡本かの子『帰去来』　近藤華子著．　宇野千代「老女マノン」までの軌跡　藤木直実著．　途上にて　溝部優実子著．　ささきふさ「春浅く」と「ある対位」　江黒清美著．　岡本かの子とスポーツする女性たち　漆田和代著．　中本たか子〈前衛〉たらんとして　渡邉千恵子著．　平林たい子にみる〈愛情の問題〉　岡野幸江著．　佐多稲子における戦前の女性労働争議の描かれ方　矢澤美佐紀著．　一九四〇年前後の女性文学　北田幸恵著．　牛島春子『祝といふ男』と氷壺中国語訳『祝廉天』　鄭穎著．　川上喜久子　乾智代著．　森三千代の「東南アジア」小説　小林富久子著．　女性作家のアジアへのまなざし　長谷川啓著．　戦争と女性文学　渡邊澄子著．　阿部静枝の短歌はどう変わったか　内野光子著．　野上弥生子「哀しき少年」論　羽矢みずき著．　佐多稲子「分身」論　伊原美好著．　宮本百合子『杉垣』にみる反戦表現　岩淵宏子著．　真杉静枝の小説「深い靄」と女系の絆　高良留美子著．　岡田禎子〈フェミニスト〉の翼賛　中島佐和子著．　〈母性〉の歌領域を拓く　阿木津英著．　辻村もと子の農民文学　菊原昌子著．　昭和初期の原阿佐緒　遠藤郁子著．　大谷藤子「須崎屋」論　小林裕子著　ほか４編
要旨 関東大震災からアジア・太平洋戦争へ。激動の時代に、女性作家はどのように生き、何を表現したのか。３・１１以降の、戦後七〇余年を経た危機的な「今」、あらたな視点で問い直す。
目次 １　関東大震災以後のモダニズム（方法としての“放浪記”―林芙美子『放浪記』の時代；岡本かの子『帰去来』―関東大震災へのまなざし　ほか）；２　プロレタリア文学―労働・闘争・抵抗（中本たか子“前衛”たらんとして―その密かなる抵抗「赤」・「鈴虫の雌」から『新しき情熱』へ；平林たい子にみる“愛情の問題”―コロンタイの恋愛論とハウスキーパー問題を通して　ほか）；３　帝国の“外地”と“内地”（一九四〇年前後の女性文学―宮本百合子・牛島春子・小山いと子における“抵抗の諸相”；牛島春子『祝といふ男』と氷壺中国語訳『祝廉天』―「満洲文学」の力学と実相　ほか）；４　戦争とジェンダー（戦争と女性文学；阿部静枝の短歌はどう変わったか―無産女性運動から翼賛へ　ほか）；５　女性文学の成熟と展開（“母性”の歌領域を拓く―初期中河幹子の歌の再発見；辻村もと子の農民文学―自分を生きる女たち　ほか）
ISBN(13)、ISBN 978-4-87737-401-3　　 4-87737-401-9
書誌番号 1113440004
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113440004

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