語構成的意味論と発想論的解釈文法 -- 研究叢書 --
若井勲夫 /著   -- 和泉書院 -- 2016.11 -- 22cm -- 338p

資料詳細

タイトル 国語論考
副書名 語構成的意味論と発想論的解釈文法
シリーズ名 研究叢書
著者名等 若井勲夫 /著  
出版 和泉書院 2016.11
大きさ等 22cm 338p
分類 810.2
件名 日本語-古語 , 日本語-意味論 , 日本語-文法
著者紹介 昭和18年、京都に生れる。京都大学文学部を卒業して、同45年、同大学大学院文学研究科修士課程修了、国語学国文学専攻。京都文教短期大学助教授(児童教育学科)を経て、京都産業大学教授(文化学部)、平成26年、退職し、現在、同大学名誉教授。著書『教科書をどうすべきか国語科編』(日本工業新聞社)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:我と汝としての言葉. かみ. まつる. たま. かぐら. けがれ. みそぎ. 「はる」「なつ」「あき」「ふゆ」. 「たて」「よこ」. やさし. 「こなた」「かなた」の発想論的解釈文法. 国語は日本語か. 縦書きの意識・本質. 縦書きの文法的原理. 縦書きによる理解と表現. 縦書きの意識と感覚
要旨 「かみ」「まつる」「たま」ほか神道関係の要語の原義を語構成の視点から究め、古典作品の文章・和歌、芭蕉の発句俳文を新たな発想で解釈する。第一章では、マルティン・ブーバーの我汝哲学に基づいて、我と汝としての人間関係と両者の間にある言葉との相関関係を考察した。第二章では、神道関係の語の成り立ちを探り、語構成意識の分析を通して日本人の思考と精神のあり方を明らかにした。第三章では、動詞の自他の別を発展させ、言語主体が対象を「こなた」「かなた」として捉える発想・観点によって古典作品を再解釈した。附篇では、国語のあり方、縦書きの意義等を論述し、国語の将来やその対策、文化の根幹を考えた。
目次 第1章 言語論(我と汝としての言葉);第2章 語構成的意味論(「かみ」;「まつる」 ほか);第3章 「こなた」「かなた」の発想論的解釈文法(動詞の自他;「こなた」か「かなた」か ほか);附篇(国語は日本語か;国語縦書き論)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0809-2   4-7576-0809-8
書誌番号 1113441527

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