『若き日の芸術家の肖像』に嵌る方法 -- Japanese James Joyce Studies --
金井嘉彦 /編著, 道木一弘 /編著   -- 言叢社 -- 2016.12 -- 19cm -- 302,38p

資料詳細

タイトル ジョイスの迷宮(ラビリンス)
副書名 『若き日の芸術家の肖像』に嵌る方法
シリーズ名 Japanese James Joyce Studies
著者名等 金井嘉彦 /編著, 道木一弘 /編著  
出版 言叢社 2016.12
大きさ等 19cm 302,38p
分類 930.28
件名 若き日の芸術家の肖像
個人件名 ジョイス,ジェームズ
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【金井嘉彦】一橋大学教授。著書『ジョイスの罠―「ダブリナーズ」に嵌る方法』(編著、言叢社、2016年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:おねしょと住所 南谷奉良著. 『若き日の芸術家の肖像』における音響空間 平繁佳織著. 自伝性と虚構性の再考 田中恵理著. 〈我仕えず〉、ゆえに我あり 小林広直著. 盲者の視覚 横内一雄著. アクィナス美学論の〈応用〉に見る神学モダニスト的転回 金井嘉彦著. ヴィラネル再考 道木一弘著. 象徴の狡知 中山徹著. スティーヴンでは書けたはずがなかろう 下楠昌哉著. スティーヴンと「蝙蝠の国」 田村章著. 『若き日の芸術家の肖像』を読むための二一項 田中恵理〔ほか〕著 金井嘉彦〔ほか〕著 南谷奉良〔ほか〕著
内容紹介 「原=肖像」から『スティーヴン・ヒアロー』を経て『肖像』へと至る10年の歳月は、ジョイスがジョイスになるためにくぐり抜けなくてはならない迷宮だった。暗がりのなかで手探りで紡がれた言葉を、10人の研究者が読み解く。
要旨 暗がりのなかで手探りすることばがある。「原=肖像」から『スティーヴン・ヒアロー』を経て『肖像』へと至る10年の歳月は、ジョイスがジョイスになるためにくぐり抜けなくてはならない迷宮だった。光と空を、出口を求めて暗がりのなかで紡がれた言葉を、10人の研究者がいま読み解く。
目次 ジョイス『若き日の芸術家の肖像』―構成とあらすじ、登場人物相関図;本編(おねしょと住所―流動し、往復する生の地図;『若き日の芸術家の肖像』における音響空間;自伝性と虚構性の再考―『若き日の芸術家の肖像』におけるずれた時間軸の狭間から;“我仕えず”、ゆえに我あり―間違いだらけの説教と狡猾なスティーヴン/ジョイスの戦略;盲者の視覚―『若き日の芸術家の肖像』における語りと視覚;アクィナス美学論の“応用”に見る神学モダニスト的転回;ヴィラネル再考―ジョイスとイェイツの間テクスト性について;象徴の狡知―『若き日の芸術家の肖像』 あるいはジョイス版「実践理性批判」;スティーヴンでは書けたはずがなかろう―ヒュー・ケナー『肖像』論における作者ジョイスとスティーヴンの関係性;スティーヴンと「蝙蝠の国」―『若き日の芸術家の肖像』における「アイルランド性」);附編(『若き日の芸術家の肖像』を読むための二一項;フォトエッセイ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86209-062-1   4-86209-062-1
書誌番号 1113441909

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