長野浩典 /著   -- 弦書房 -- 2016.12 -- 19cm -- 305p

資料詳細

タイトル 放浪・廻遊民と日本の近代
著者名等 長野浩典 /著  
出版 弦書房 2016.12
大きさ等 19cm 305p
分類 384.38
件名 山窩-歴史 , 乞食-日本-歴史-明治以後 , ホームレス-日本-歴史-明治以後 , マージナリティ
注記 文献あり
著者紹介 1960(昭和35)年、熊本県南阿蘇村生まれ。1986(昭和61)年、熊本大学大学院文学研究科史学専攻修了(日本近現代史専攻)。現在大分東明高等学校教諭 主要著書『街道の日本史 五十二 国東・日田と豊前道』(吉川弘文館)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 かつて国家権力に管理されず、保護も受けず、「定住地」というものを持たない人々がいた。彼らはどのような事情から漂泊民(放浪・廻遊民)となったのか。なぜ消滅させられたのか。すべての現代人に、定住すること=国家に管理されることへ再考を迫る。
要旨 漂泊民(放浪・廻遊民)を受け入れられなくなった現代社会がはらむ非人間的な現象(経済格差の拡大、管理と排除の進行、競争と孤立、効率優先主義など)を見極め、寛容さが希薄になってゆく「近代国家」の淵源はどこにあるのか、そしてこれからその寛容さをどのように回復させていけばよいのか、を問いかける画期的な書。
目次 第1章 「サンカ」―九州山地の廻遊民;第2章 家船と「シャア」―海と陸を廻遊する人びと;第3章 浮浪らい―放浪するハンセン病者;第4章 ふたりの“紀州”―放浪する乞食たち;第5章 別府と的ヶ浜事件―都市型下層社会の形成とその隠蔽;終章 非定住から近代国家を問う
ISBN(13)、ISBN 978-4-86329-143-0   4-86329-143-4
書誌番号 1113443980
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113443980

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