筑摩選書 --
沖浦和光 /著   -- 筑摩書房 -- 2016.12 -- 19cm -- 219p

資料詳細

タイトル 宣教師ザビエルと被差別民
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 沖浦和光 /著  
出版 筑摩書房 2016.12
大きさ等 19cm 219p
分類 361.8
件名 社会的差別-日本-歴史-室町時代 , 社会的差別-日本-歴史-安土桃山時代
個人件名 ザビエル,フランシスコ・デ
著者紹介 1927年大阪生まれ。東京大学卒業。専攻は比較文化・社会思想史。桃山学院大学名誉教授。日本国内の多くの被差別部落を訪れ調査を行った。また、アジア各地の賤民文化についても数多く調査・研究をつづけた。2015年没。『部落史の先駆者・高橋貞樹 青春の光茫』(筑摩書房)ほかがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ザビエルたちは日本に何をもたらしたのか?ハンセン病患者への救援活動など差別される者たちへ寄せた思いとは?差別問題をアジア思想史レベルで捉え続けた沖浦和光が取り組んだ最後の著作。
要旨 宗教改革、大航海時代という世界史の転換期、日本はその影響をどう受けたのか?バスク生まれのザビエルは、カトリック改革派として、アジア底辺層への布教に乗り出す。その活動は日本にも及ぶ。ザビエルら宣教師たちは、ハンセン病患者を救済し、被差別民へも布教の手を差し伸べる…。やがて徳川幕府による禁制は身分差別強化のもととなる。しかし、その後も二百数十年にわたりキリシタン信仰は地下水脈のように受け継がれていった。差別問題をアジア思想史レベルでとらえ続けた沖浦和光が取組んだ最後の著作。
目次 第1章 “宗教改革”と“大航海時代”の申し子・ザビエル;第2章 ザビエルを日本へと導いた出会い;第3章 ゴアを訪れて;第4章 ザビエルが訪れた香料列島;第5章 戦国時代の世情と仏教;第6章 ザビエルの上陸とキリスト教の広がり;第7章 戦国期キリシタンの渡来と「救癩」運動;第8章 オランダの台頭;第9章 賎民制の推移;第10章 「宗門人別改」制と「キリシタン類族改」制
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01647-8   4-480-01647-3
書誌番号 1113444720

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