もうひとつの日本精神史 --
内村和至 /著   -- 青土社 -- 2016.12 -- 20cm -- 333,9p

資料詳細

タイトル 異形の念仏行者
副書名 もうひとつの日本精神史
著者名等 内村和至 /著  
出版 青土社 2016.12
大きさ等 20cm 333,9p
分類 121.02
件名 日本思想-歴史 , 信仰-日本-歴史
注記 索引あり
著者紹介 明治大学文学部教授。専門は日本近世思想・文学。著書に『上田秋成論--国学的想像力の圏域』(ぺりかん社、2007年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:メディアと他者. 空海・メディアの形而上学者. 〈五十音思想〉素描. フィクションとしての妙好人. 忘却の反復. ある念仏行者のドキュメント. 地獄極楽見聞記・注釈. 捨聖と学僧の境界線. 宝洲槃譚. 「横超」論. 〈よむ〉をめぐって
内容紹介 空海の言語論、幕末の言霊思想をたどり、妙好人の生成や江戸期浄土僧の事跡を追い、信仰という情念の不可思議さに迫る。正統から外れていった者たちの宗教テクストを精緻に読み直すことでたどりつく、傍流の日本精神史。
要旨 信仰を支えるものとは何か?空海の言語論、幕末期の言霊思想をたどり、妙好人の生成や江戸期浄土僧の事跡を追い、上田秋成の往生解釈、そして親鸞の「横超」をもとりあげ、信仰という情念の不可思議さにせまる。正統からはずれていった者たちの宗教テクストを精緻に読み直すことでたどりつく、傍流の日本精神史。
目次 メディアと他者―テクストのアルゴナウティカ;第1部 日本的言語観の基底(空海・メディアの形而上学者―『声字実相義』;“五十音思想”素描―『五十音和解』;フィクションとしての妙好人―『崑崙実録』);第2部 往生する身体(忘却の反復―『春雨物語』「二世の縁」;ある念仏行者のドキュメント―『待定法師忍行念仏伝』);第3部 記述される信仰(地獄極楽見聞記・注釈―宝洲評注『孝感冥祥録』;捨聖と学僧の境界線―『無能和尚行業記』);第4部 テクストと超越(宝洲槃譚―江戸中期浄土僧の足跡;「横超」論―カタルシスなき身体);“よむ”をめぐって―不可視の他者へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-6957-5   4-7917-6957-0
書誌番号 1113445641

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