松村友視 /著   -- インスクリプト -- 2017.1 -- 20cm -- 397p

資料詳細

タイトル 近代文学の認識風景
著者名等 松村友視 /著  
出版 インスクリプト 2017.1
大きさ等 20cm 397p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後
注記 索引あり
著者紹介 昭和26(1951)年生れ。慶應義塾大学文学部教授、同大学大学院文学研究科教授を経て、現在慶應義塾大学名誉教授。専攻は近代日本文学。編著に『作家の随想3 泉鏡花』(日本図書センター)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:融解する世界像. 逆行する時間. 「水月」への意志. 認識論的「綜合」への模索. 初期鴎外とドイツ観念論. 「利他」という思想. 北村透谷の詩人観形成とエマーソン受容. 嵯峨の屋御室における浪漫主義の生成. 『重右衛門の最後』の思想構造. 創出されるユートピア. 「小民」という他者. 「民俗」へのまなざし. 代替する想像力. 認識としての実践
内容紹介 現代文学から欠落した思想文学のありようを救出し、文学の根底を問う論考集。世界の見え方=認識風景を一貫して問うことによって、時代の認識のリミットを越える文学の力を救い出し、比較文学的視点を交えて、日本近代文学の読解と研究に新視野を拓く。
要旨 鴎外手沢本を精査しその思想的格闘を跡づける画期的論考他、鏡花、透谷、嵯峨の屋、花袋、湖処子、独歩、柳田、賢治に至る思想文学が描き出した、世界の見え方=認識風景を一貫して問うことによって、認識のリミットを越える文学の力を救い出す。
目次 第1部 鏡花文学の認識風景(融解する世界像;逆行する時間;「水月」への意志);第2部 鴎外文学におけるSeeleのゆくえ(認識論的「綜合」への模索;初期鴎外とドイツ観念論―シェリング受容をめぐって;「利他」という思想);第3部 文学理論の背景(北村透谷の詩人観形成とエマーソン受容;嵯峨の屋御室における浪漫主義の生成;『重右衛門の最後』の思想構造);第4部 境界への想像力(「知」の視線の界域;賢治童話の認識論)
ISBN(13)、ISBN 978-4-900997-66-0   4-900997-66-8
書誌番号 1113449219
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113449219

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