黄禍論とアジア主義 --
廣部泉 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2017.1 -- 22cm -- 241,47p

資料詳細

タイトル 人種戦争という寓話
副書名 黄禍論とアジア主義
著者名等 廣部泉 /著  
出版 名古屋大学出版会 2017.1
大きさ等 22cm 241,47p
分類 319.02
件名 国際政治-歴史-近代 , 黄禍論 , リージョナリズム-アジア-歴史-近代 , 日本-外国関係-歴史-1868~1945
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1965年、福井県に生まれる。1989年、東京大学教養学部卒業。1995年、ハーバード大学大学院博士課程修了。現在、明治大学政治経済学部教授。Ph.D.(歴史学、ハーバード大学)。著書『グルー――真の日本の友(日本評伝選)』(ミネルヴァ書房、2011年)他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ジャーナリズムを介して増幅していく人種主義的言説は、日米関係にいかなる影響を及ぼしたのか。アジア太平洋戦争に至る過程で、どのように人種主義が問題となり、それらが利用され、また利用されなかったのかを分析する。
要旨 欧州発のアジア連合脅威論は、西海岸に押し寄せる移民への視線と結びつき、アメリカを「黄禍」の不安に陥れた。ジャーナリズムを介して増幅していく人種主義的言説は、鏡像たるアジア主義と作用し合い、日米関係にいかなる影響を及ぼしたのか。
目次 序章;第1章 日清戦争と日露戦争―日本脅威論の形成;第2章 第一次世界大戦とパリ講和会議―人種差別撤廃案の挫折;第3章 排日移民法と全亜細亜民族会議―黄禍論とアジア主義の鏡像関係;第4章 満洲事変から盧溝橋事件前夜まで―盛り上がるアジア主義運動;第5章 日中戦争という矛盾―日本の対外政策へのアジア主義の侵入;第6章 真珠湾攻撃の衝撃―米国の戦争政策への人種主義の関与;終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0858-7   4-8158-0858-9
書誌番号 1113452195

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