「神聖」か、「象徴」か -- 集英社新書 --
片山杜秀 /著, 島薗進 /著   -- 集英社 -- 2017.1 -- 18cm -- 251p

資料詳細

タイトル 近代天皇論
副書名 「神聖」か、「象徴」か
シリーズ名 集英社新書
著者名等 片山杜秀 /著, 島薗進 /著  
出版 集英社 2017.1
大きさ等 18cm 251p
分類 313.6
件名 天皇制-歴史-明治以後 , 民主主義-日本-歴史-明治以後 , 国民国家 , 国体
著者紹介 【片山杜秀】1963年生まれ。政治学者。政治思想史研究者。慶應義塾大学法学部教授。主な著作に『未完のファシズム―「持たざる国」日本の運命』(司馬遼太郎賞受賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 退位問題をきっかけに、「天皇」とは何かについて新たな論争の火蓋が切られた。この問題を幕末にまで遡り、伝統と西欧文明との間で揺れ続けた日本の近代の中の天皇の姿と向き合う。政治学者と国家神道を専攻する宗教学者が、この難題に挑む。
要旨 天皇は神の子孫たる「神聖」な権威なのか、「国民の統合」の「象徴」なのか。退位問題をきっかけに天皇とは何かについて新たな論争の火蓋が切られた。折しも資本主義が限界に達した日本。経済成長のためなら「国民の分断」もやむなしとするのが政権与党だが、「国民の統合」が危機に瀕し、民主主義の基盤が揺らぐこの時代にあるべき天皇像とはいかなるものか。この問題を国民が真に考えるためには、幕末にまで遡り、わが国固有の伝統と西欧文明との間で揺れ続けた日本の近代の中の天皇の姿と向き合わねばならない。戦前右翼思想を熟知する政治学者と国家神道研究の泰斗が、この難題に挑む画期的な対論!
目次 序 天皇のあり方しだいで日本の近代が吹き飛ぶ;第1章 ジレンマは明治維新に始まった―天皇と臣民のナショナリズム;第2章 なぜ尊皇思想が攘夷と結びついたのか;第3章 「天皇の軍隊」と明治天皇の神格化;第4章 「仁政」と「慈恵」の福祉国家;第5章 大正デモクラシーと未完のファシズム;第6章 戦後も生きている国家神道;第7章 神聖国家への回帰を防ぐために;対談を終えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-720865-8   4-08-720865-6
書誌番号 1113452494

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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港南 公開 Map 313 一般書 利用可 - 2064560991 iLisvirtual
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