体験的吉本隆明論 --
大井浩一 /著   -- 勁草書房 -- 2017.1 -- 20cm -- 275p

資料詳細

タイトル 批評の熱度
副書名 体験的吉本隆明論
著者名等 大井浩一 /著  
出版 勁草書房 2017.1
大きさ等 20cm 275p
分類 910.268
個人件名 吉本 隆明
著者紹介 1962年、大阪市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。87年、毎日新聞社に入社。96年から学芸部で文学、論壇などを担当。現職は学芸部編集委員。著書に『六〇年安保』(勁草書房、2010年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 左翼思想の退潮とともに、若い世代にその仕事が理解されにくくなっている吉本隆明。記者として知りえた生身の吉本隆明の姿を伝えるとともに、著者自身の経験した時代の流れのなかで吉本の作品を論じ、その仕事が現在と未来において持つ意義と限界を論じる。
要旨 絶対的な存在か、過去の遺物か?新聞社の学芸記者として晩年の吉本隆明に接した著者が、敬意を込めつつニュートラルな姿勢で平明に描く。没後5年、いま浮かび上がる吉本隆明の人と作品!
目次 詩から始まった―『吉本隆明詩集』(一九六八年);現代文学への導き手―『空虚としての主題』(一九八二年);反「常識」への開眼―『「反核」異論』(一九八二年);中島みゆきをめぐって―『増補戦後詩史論』(一九八三年);村上春樹との出会い―『マス・イメージ論』(一九八四年);新聞社の片隅にて―『重層的な非決定へ』(一九八五年);冷戦崩壊と昭和の終焉―「マチウ書試論」(一九五四年);取材の始まり―『アフリカ的段階について』(一九九八年);再読の日々―『共同幻想論』(一九六八年);論壇と文学者―『言語にとって美とはなにか』(一九六五年);共感と違和の間―オウム発言(一九九五年);聞き書きの余沢―『悲劇の解読』(一九七九年);折々の訪問―『最後の親鸞』(一九七六年);原点としての戦時体験―「転向論」(一九五八年);表出と媒介の熱度―最後の取材まで(二〇一一年)
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-85192-8   4-326-85192-9
書誌番号 1113453467
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113453467

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