ナチス・ドイツ「記憶」の文化史 --
溝井裕一 /編, 細川裕史 /編, 齊藤公輔 /編   -- 勉誠出版 -- 2017.1 -- 20cm -- 302,5p

資料詳細

タイトル 想起する帝国
副書名 ナチス・ドイツ「記憶」の文化史
著者名等 溝井裕一 /編, 細川裕史 /編, 齊藤公輔 /編  
出版 勉誠出版 2017.1
大きさ等 20cm 302,5p
分類 234.072
件名 ナチス , 文化政策-ドイツ-歴史-1933~1945 , 世界戦争(1939~1945)-プロパガンダ-ドイツ , 芸術と政治
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【溝井裕一】関西大学文学部准教授。博士(文学)。専門はドイツ民間伝承研究、西洋文化史、ひとと動物の関係史。主な著書に、『ファウスト伝説-悪魔と魔法の西洋文化史』(文理閣、2009年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ナチスの愛した記憶、記憶の中のナチス…。過去と現在、2つの視点から、ナチス・ドイツの記憶をめぐる文化政策と、彼らの受容のあり方を探る。
要旨 ナチス・ドイツは、西洋で育まれた諸文化を無節操に利用し、過去のイメージを想起させることで、大衆操作を試みた。現在では、ナチスやヒトラーのイメージが映画や小説で再生産され、受容されている。過去と現在、2つの視点から、ナチス・ドイツの記憶をめぐる文化政策と、彼らの受容のあり方を探る。
目次 第1部 第三帝国における「過去」の利用とその「多様性」(古代の「記憶」を略奪せよ―ナチス時代の建築に秘められたプログラム;「私は総統を信じます」―キリスト教を想起させ大衆をとりこんだナチスのことば;絶滅動物復元計画―想起された「アーリア的自然」);第2部 「記憶の場」としての祝祭をめぐる「過去」と「現在」(ナチス時代の祝祭―ニュルンベルク党大会を中心に;集合的記憶としてのワーグナー―ヒトラーによる受容とその影響);第3部 「現代の大衆文化」におけるナチスの「記憶」(人間・ヒトラーの登場―『ヒトラー―最期の12日間』;月面に蟠踞するドイツ第四帝国のリアリティ―反ナチス映画としての『アイアン・スカイ』;『帰ってきたヒトラー』―あるいは大衆文化に居つづけるヒトラー)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22155-5   4-585-22155-7
書誌番号 1113453689

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